『坐骨神経痛が辛すぎる…!この痛みはいつまで続くの!!??』
って不安に思いませんか??
そこで今回は、坐骨神経痛の回復期間についてお話をします。
坐骨神経痛の症状が出るようになったんだけれど、どのくらいの期間で回復するの?いつ痛みが取れるの?
そんな方の解決につながればと思います。
坐骨神経痛の回復期間はどのくらい?

坐骨神経痛には主に
- 梨状筋(りじょうきん)など筋肉による症状
- 椎間板ヘルニアによる症状
- 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)による症状
という3種類の症状がありますが、その症状により回復の期間は以下の2通りに分けられます。
- 梨状筋症候群など筋肉の緊張による症状の場合
- 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による症状の場合
1.梨状筋症候群など筋肉の緊張による坐骨神経痛

梨状筋というお尻の筋肉が緊張することで坐骨神経を圧迫して痛みやしびれを起こすタイプの坐骨神経痛の場合は、梨状筋をほぐしたり伸ばしたりして緊張を取ると症状が軽くなります。
治療期間としては1~3か月程度かかります。
2.椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による坐骨神経痛の場合
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因で坐骨神経痛の症状が出ている場合には椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の治療をしないと坐骨神経痛は治りません。治療期間は約半年から1年くらいかかります。
(椎間板ヘルニアは自然治癒[=白血球が飛び出た部分を食べてなくしてくれたり髄核が椎体から遊離したりする場合]するという事がわかっていますが、それでも2か月~半年くらいの時間はかかると言われています)
年齢によって回復期間に違いはあるの?

坐骨神経痛は年齢を問わず症状が出るものです。
特に椎間板ヘルニアが原因の坐骨神経痛は若い人に多い傾向にあります。中には高校生くらいから坐骨神経痛の痛みを感じている方もいます。
では、坐骨神経痛の回復については年齢によって回復期間に違いはあるのでしょうか?
結論から言いますと、やはり若い人ほど回復が早いと考えられています。
それは筋肉運動に関係します。坐骨神経痛の場合は筋肉を強化することで椎間板や脊柱管への負担を軽くすることができます。また梨状筋の緊張も筋肉運動によってほぐすことができます。
中高年になるにつれて筋肉運動が弱くなってしまうため、腰や太ももなどの筋肉が衰え、症状を悪化させてしまうことが分かっています。そのため中高年よりも筋肉運動が活発な若い人のほうが回復が早いと言われているのです。
ただ、中高年でも、毎日コツコツストレッチや体操をすれば回復は見込めますし、若い人でもストレッチや体操をしなければ回復まで時間を要するという事も言われています。
坐骨神経痛の経験者の声

ここでは実際に坐骨神経痛になった方々の声を載せてみました。
坐骨神経痛の経験者です。
私も1年ほど前に症状が出て、
激痛と痺れで夜も眠れないくらいでした。病院へ行っても痛み止めの薬と湿布しかもらえず、
安静に!だけ言われました私の知り合いに理学療法士の人がいるんですが、
その人が言うにはストレッチが効果的という事で、
その日から早速初めました。ストレッチを続けて1ヶ月くらいで、
症状はなくなり今ではスポーツなど出来るようになりました。個人差もあると思いますが、
私の体験からストレッチが良いと思いますよ。ストレッチなどの運動を行う時は、
ちゃんとした時期があり、
炎症が起きている時期にやってしまうと、
一発で悪化します><ですので、
また坐骨神経痛の原因を確かめるには、
レントゲンだけでなく
MRIの検査が出来る病院へ行くのをお勧めします。男性
引用:Yahoo!知恵袋
⇒この人の例だと、『ストレッチを続けて1か月ほどで回復』
坐骨神経痛の原因は複数ありますから、何日くらいで痛みが和らぐかは、その原因によります
例えば若い人に多い腰椎椎間板ヘルニアなら1ヶ月や2ヶ月で治るでしょう
しかし年配者の腰部脊柱管狭窄症では、痛みはとれません病名の診断にはMRI検査は必須です
脊椎外科という整形外科があります、こちらでMRI検査を受けて下さい60代 男性
引用:Yahoo!知恵袋
⇒60代男性だと、腰部脊柱管狭窄症が原因であればなかなか痛みがとれない、とのこと。
私はMRIでヘルニアとの診断がでてから2年間は薬とリハと指導された自主トレで様子を見ていましたが、坐骨神経が出て歩行もできず座ってもいられなくなり、その状態を2ヶ月ほど耐えてから神経根ブロックを打ちました。
半日くらいで効果がなくなり、主治医と相談し手術に踏み切りました。
結果としては調子に乗ってすぐに仕事復帰して再発再手術になってしまいましたが、二度目の手術以降は仕事はセーブしながら通常生活が送れるほどには回復しました。40代 女性
引用:Yahoo!知恵袋
⇒ヘルニアが原因で坐骨神経痛になった40代女性。この方は、2カ月ほど痛みを耐えつつ結局は2度の手術によって通常生活が送れるように回復。
ヘルニアが原因で坐骨神経痛が出ているのであれば,ヘルニアが小さくなれば,症状は軽減します。 ヘルニアは無理しないで安静(普通に生活)にしていれば,二か月から三か月位で自然に吸収されることがわかっています(マクロファージが貪食するそうです)。 整形外科で説明があるとおもいます。 それまでは,痛みやしびれがひどければ,ブロック注射や消炎鎮痛剤の服用で耐える。 鍼やリハビリは控えた方が良いように感じました。 私の場合は,二か月ちょっと前に,昨日まであった辛い症状がストンと消えました。
引用:教えてgoo
⇒この方の場合、2~3か月くらいで症状がストンと消えたそうです。
炎症性や腰椎椎間板症による坐骨神経痛でしたら数日~数週間で治りますし、脊柱管狭窄症であれば数年の覚悟は必要です。ヘルニアは数か月で軽快することが多く、三か月を目安に治療方法を見直しても良いかもしれません。
引用:教えてgoo
⇒原因によって回復期間が異なる、と言っていますね。
まとめ
体験談を見ていると『完治』までには短くても1~2か月。長ければ数年と時間のかかり具合にも大きな差がありました。
これは年齢的なものもあるでしょうし、どの症状による坐骨神経痛かという事も大きく関係していると考えられます。
また、『完治』ではなく『上手に付き合う』と言う言葉も調べていく中で多くみられました。
『完治』でなくても症状が和らいだり痛みが治まったりする期間があると考えられます。
大切なのは『勝手に判断しない!』という事
体験談をいくつか見ていて思ったのは『自己判断しない』という事です。
たとえば『アルコールを飲めば血流がよくなるから、坐骨神経痛もよくなるだろう』と思う方も多いと思います。
アルコールは摂取直後の血流はよくしますが、その後血管を収縮させるため血行が悪くなり坐骨神経痛にはよくないという事もわかっています。
また自己流のストレッチがかえって坐骨神経痛の症状を悪化させる事も多く寄せられていました。
このような『坐骨神経痛になった時のタブー』については医師や整体師の方、鍼灸師の方のほうがよくご存じだと思いますので、まずは専門家に相談してみてください。


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