辛い坐骨神経痛でも楽な座り方の3つのポイントを写真を使って超分かりやすく解説!

坐骨神経痛

前回は坐骨神経痛のことについて詳しくお伝えいたしました。

記事を書くにあたり坐骨神経痛の症状を調べる中で
『坐骨神経痛の症状は生活面でかなり支障をきたすんじゃないだろうか…』と思ってしまいました。
なんせ症状の出る範囲が腰から足先…と幅広い!

友人の経験談からも特に座ることが大変だったと聞きました。

というわけで今回は坐骨神経痛になった時の座り方についてまとめてみようと思います。

 

坐骨神経痛とは?

まずは簡単に坐骨神経痛についておさらいしてみましょう。

坐骨神経痛は大きく分けて3つある

坐骨神経痛は症状ですが、大きく分けて3つの原因があります。
それは

1)筋肉の圧迫による痛み…筋肉が緊張・硬直するためにおこる痛み

2)ヘルニアによる痛み…ヘルニアが神経にあたって起こる痛み

3)脊柱管狭窄症による痛み…脊柱管という背骨と背骨の間にある管が変形することで、その中を通っている神経が圧迫されて感じる痛み

 

痛みの範囲は?

坐骨神経はとても長い神経で、腰から足先まで通っています。

坐骨神経

 

どんな痛み?

坐骨神経の痛みは症状によって様々です。

  • お尻から足にかけて、しびれるように激しく痛む
  • 腰部に痛みが長時間続く
  • 重いものを持ち上げると、お尻に痛みを感じる
  • 長時間立ったり、座っていると腰部が痛くなる
  • 長時間歩くと腰が痛くなる
  • 寝ている時腰が痛くなり姿勢を変えずにはいられない
  • 朝起きたとき、腰がひどく痛くなる
  • 1日の終わりに足がひどく痛くなる
  • 足が痛くて、足を引きずるようにしないと歩けない(跛行(はこう))
  • 痛む方の足の血流が悪く、ひどく冷えてる

上記のような症状が坐骨神経痛の特徴的なものです。

 

経験者の話

坐骨神経痛になったことがあるという友人のお話を聞いてみました。

 

40代保育士の彼女は激しい足のしびれで病院を受診しました。
レントゲンとMRIを調べてもらって椎間板ヘルニアが坐骨神経に当たっている『坐骨神経痛』だということが分かったそうです。

彼女の症状は右足の横から後ろにかけて斜め後ろのあたりがピリピリ痛い感じで、仕事や体操はできるけれど椅子に座った格好が痛かったといいます。

なにより自動車の運転が一番痛かったそうです。通勤のためのたった7分の運転で苦労したと言っていました。

今ジムに通ってトレーニングをして治療中。

 

 

その他、坐骨神経痛の症状や原因について詳しくは「坐骨神経痛の事1から10まで教えます!主な症状と3つの原因【まとめ】」という記事を参考にしてみてください。

 

坐骨神経痛時の正しい座り方とは?

では坐骨神経痛の時はどうやって座れば楽なのでしょうか?
座る方法別に解説していきます。

 

いすに座る場合

坐骨神経痛の人がいすに座るときに何よりも大切なのは坐骨の左右のバランス骨盤の位置股関節の角度です。

坐骨が右、あるいは左だけに偏るような座り方は筋肉のバランスを崩し、骨のゆがみを作ってしまいます。
また筋肉のバランスが崩れると右、あるいは左の筋肉だけに力が入ってしまい、坐骨神経痛を悪化させてしまう原因となります。

ですので脚を組んだりせず、均一にバランスをとることがポイントです。

つぎに骨盤の位置です。立っている姿勢の時、骨盤はほぼ立った状態(垂直)にあります。骨盤が立った状態というのは坐骨神経痛の痛みを感じにくいのですが、座った状態では骨盤が後に傾いてしまいます。骨盤が傾くと坐骨神経痛の痛みを感じやすいのです。

そして股関節の角度です。
脚を閉じて座ると骨盤が後ろに傾き猫背になってしまいます。猫背は坐骨神経痛によくありません。足を60~90度開脚して座ることをお勧めします。

 

いす選びのポイント

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いすを選ぶときは次の事にポイントを置いてみてください。

1)膝が直角に曲がり床にピタッと足の裏がつくこと(椅子の高さに合わせて、足の下に台を置いたりお尻の下に座布団を敷くなどして調節してください)

2)背もたれに適度なクッションがあること(なければクッションやタオルをはさみ、背骨が曲がったり背もたれから体が浮いたりしないようにします)

3)沈みすぎるソファはかえって腰に負担がかかるので避ける

 

いすの座り方

1.椅子に座ったら頭の先から引っ張られる感じで背筋を伸ばします。

 

 

2.そのあと股関節のあたりから前にかがみます。このとき背中を丸めないのがポイントです。

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3.そのまま椅子に深く腰を掛け背筋を伸ばし背もたれに背中をくっつけて座ります。

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床に座る場合

床に座るのは最も負担がかかると言われています。

ですので足を横に崩す横座りや足を両側に崩すペタンコ座りはよくありません。また三角座りも腰に負担がかかるためお勧めできません。

座椅子を使って足を投げ出す座り方や、正しい格好でのあぐらがよいとされています。

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※正しい格好でのあぐらとは?
あぐらも普通に座ると背骨が丸くなってしまうので、坐骨の下にタオル化座布団を敷いて高さを作り、骨盤を立てて背骨が丸くならないように座るといいです。

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正座はラク?それとも…?

 

正座は床で座るときには一番楽な座り方であると言われています。
なぜなら正座は最も重心が安定することや前後左右に体重が偏らないため、原因か所への負担が少ないと言われているからです。

このような理由で腰痛の時の一番良い座り方は正座なのですが、痛みの場所によっては正座すると症状が悪化する場合があります。

ですのでご自身の症状に合わせてください。

 

正しい正座の座り方

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こちらでは坐骨神経痛があるなし関係なく骨盤が正しい位置に戻る基本の正座の仕方をご紹介します。

1)両足の親指を付ける。

※両足を重ねないことがポイント

2)両足のかかとを(できるだけ)くっつける。

かかとが開いてしまうのは骨盤がゆがんでいるからだそうです。
かなりきついのでムリはしないでください。

3)腰を入れるように意識し、かかとの上にお尻をのせる。

これで正しい正座の完成です!こうすることで自然と骨盤が立ち、背筋も伸びるそうです。

注意することは絶対に両足、両親指を重ねないことです

左右対称になるイメージで正座してみてください。

 

友人の体験談

ここで、実際に坐骨神経痛を経験したことのある友人の体験談をご紹介します。

 

座った時にお尻の下に手を置いたら左右の骨にあたります。これが坐骨で、坐骨を真っ直ぐ下へ突き刺すように座りおへその下に3センチくらい下の丹田に力を入れて背筋をまっすぐします。すると痛くない。座るときに息を吸って全体を引っ張るように丹田と背中の後ろの両方に力が入るようにする座り方がいい。

大きな声で歌を歌うときは自然におなかに力が入るから痛くない気がします

(40代 女性)

 

 

 

クッションを使って座っていました。痛みを和らげる場所を探しながら、重心を逃がす感覚でクッションを使っていた。

(30代 女性)

 

 

 

運転時の座り方がとても痛かった。左の太ももの後ろが痛かったからクッションを使ってみたが、最初は痛みが取れなかった。トレーニングジムの理学療法士さんに聞いてみると私の座る姿勢が右が下がっていて前に傾いているから、右側の太ももの下にクッションを入れてみることを勧められ、そのようにすると運転ができるようになった。

(40代 女性)

 

 

丹田(たんでん)とは主に臍下(さいか)丹田のことを指します。つまりへその下という意味で、諸説ありますがへそから3センチ下の身体の奥にあります。ここは体の軸・中心となる場所で、体のエネルギーがわく場所でもあります。

呼吸の森 丹田の場所より

丹田

 

 

まとめ

ここまで見てくると、いすに座る場合も床に座る場合もポイントは同じだという事に気づかれたでしょうか?

すなわち

  • 背筋を伸ばす
  • おなかに力を入れる
  • 骨盤を立てる

この3つのポイントが大切なのですね。
ですが痛みの範囲や症状によっては例外もありますので、ご自身の症状に合わせてムリなく実践してみてください。

また、丹田を意識すると自然とおなかに力が入るので感覚がつかみやすいのではないでしょうか。ぜひこちらも実践してみてくださいね。

 

 

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竹本 政和
竹本 政和(たけもと まさかず)1977年3月15日生まれ 東京都出身 埼玉県川口市東川口にある「東川口まるか腰痛整体院」院長。 大手整体院勤務後、NSCA認定パーソナルトレーナーとしてのトレーナー経験と、自分自身の腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛を克服した経験を活かし、股関節に着目した「ストレッチ・関節調整」「体幹トレーニング」「セルフケア」の3つのアプローチで数多くの腰痛患者に信頼され、繁盛治療院を作り上げた「トレーナー整体師」
ホームページはこちら⇒『東川口まるか腰痛整体院』

掲載記事は個人的な考え見解です。また事例や体験談も個人の感想によるものでいずれも万人への効果、変化を保証するものでないことご理解ください。

取り扱い時は医師または専門医にご相談するなどして各自でご判断ください









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竹本 政和

竹本 政和(たけもと まさかず)1977年3月15日生まれ 東京都出身 埼玉県川口市東川口にある「東川口まるか腰痛整体院」院長。 大手整体院勤務後、NSCA認定パーソナルトレーナーとしてのトレーナー経験と、自分自身の腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛を克服した経験を活かし、股関節に着目した「ストレッチ・関節調整」「体幹トレーニング」「セルフケア」の3つのアプローチで数多くの腰痛患者に信頼され、繁盛治療院を作り上げた「トレーナー整体師」
ホームページはこちら⇒『東川口まるか腰痛整体院』