タバコを吸う人(喫煙者)の不妊症になるリスク【男女別まとめ】

タバコと不妊症

『妊娠をしたいけれど、私はヘビースモーカー…。』

『タバコを吸う人って不妊症になるリスクが高くなるって聞いたけど本当かな…。』

 

この記事を読んでくださっているという事は、そんな不安をお持ちでしょう。

この記事は、タバコと不妊症の関係について調べて書いてみました。

この記事はこんなあなたのために書いています
  • タバコと不妊症の関係について知りたい!
  • タバコを吸っているけれど妊娠したい!

1.タバコを吸うと不妊症になるって本当?

成人すると吸うことが許されるタバコですが、タバコには発がん性が認められています。

タバコと発がん性参考:厚生労働省「喫煙の健康影響」より)

このように、喫煙者は非喫煙者に比べて、胃がんで1.7倍、肺がんで4.5倍のリスクがあるという資料もあります。

健康的にいいことがあまりないという印象のタバコですが、妊娠にも影響を与えるのでしょうか?

 

1-1.タバコを吸う人(喫煙者)は妊娠しづらくなる可能性が高い

タバコを吸っている人は中々妊娠しずらいと言われています。妊娠を希望してから、妊娠に至るまでの期間が長くなり、12か月以上妊娠しない人は20-30%高くなると言われ、また、3.5か月以内に妊娠する率は、喫煙しない人は58%ですが、10本吸う場合には42%に低下し、9.5か月以内に妊娠する率は、吸わない人は80%ですが、10本以上吸う場合は69%に低下するという報告があります。

みずうち産婦人科様より引用

このようなデータもあるように、タバコを吸っていると、

  1. 妊娠するまでの期間が長くなる
  2. 妊娠する確率が低くなる

という大きなデメリットがあることが分かります。

 

1-2.ズバリ、タバコを吸うと不妊になりやすい

残念ながらタバコを吸うことで不妊になりやすい、というのは事実です。

なぜ、タバコを吸っている人が不妊になりやすいかという理由は以下の通りです。

1-2-1.喫煙者が不妊症になるリスクが高くなる原因とは?

■喫煙者は閉経が早まる
⇒タバコを吸っている人は、閉経の平均的な年齢が若くなってしまうため、卵細胞の枯渇スピードがより早くなってしまう危険性があります。

■喫煙者は妊娠までにかかる時間が長くなる
⇒喫煙をしている人は、妊娠するまでに時間がかかってしまい、12ヵ月以上かかっても妊娠できない人の割合が2割から3割ほど多くなっています。

■体外受精の成功率が下がる
⇒不妊症治療として有名な体外受精ですが、タバコを吸っている女性の場合、吸わない女性に比べて妊娠率が平均で2割ほど低下すると言われています。タバコを吸う男性の場合、精子の濃度や精子の数、精子の運動指数が低下します。

 

2.女性・男性それぞれの喫煙が妊娠に与える影響

悲しむカップル

子供を育てることを夢見ているカップルは多いのですが、女性自身が喫煙者である場合はもちろん、パートナーである男性の喫煙が妊娠に悪影響を及ぼす危険性があります。

ここでは、女性・男性それぞれが喫煙者であった場合に妊娠に与える悪影響について調べてみました。

 

2-1.副流煙と不妊の関係

女性がタバコを吸わなくてもパートナーの男性が喫煙者の場合、副流煙という問題も出てきます。

副流煙によってタバコを吸わない女性が影響を受けてしまう可能性が出てくるからです。

副流煙には、喫煙者が体内に入れるよりも多くの有害物質が入っています。タバコの副流煙には、カドミウムベンツピレンという物質が含まれています。これらの物質には、卵子や精子に多大な影響を与えてしまうことが認知されており、不妊になってしまう危険性があります。

 

2-2.男女それぞれが喫煙者であった場合の妊娠への影響

それでは、カップルの男女それぞれが喫煙者であった場合、妊娠にどんな影響が出てくるのでしょうか?

 

タバコを吸う女性が受ける影響

  • 卵胞ホルモン及び黄体ホルモンの分泌が減少
  • 卵子が早く老化する
  • 卵巣機能の低下が原因で閉経スピードが加速する
  • 着床に悪影響が出る
  • 体外受精による受精確率が低下する
  • 流産死産になってしまうリスクが上がる

 

タバコを吸う男性が受ける影響

  • 精子の製造機能に影響が出てしまい、2割ほど精子の量が減少
  • 精子の運動能力が下がる
  • 奇形な精子が出やすくなってしまう
  • 先天奇形の危険が出てしまいやすい

 

このように、男女関係無く、タバコを吸うことは、妊娠に悪い影響が出てしまいます。

子供を授かりたいと考えているのであれば、カップルどちらかがタバコをやめるのではなく、2人ともタバコを吸わないようにすることが重要です。

 

 

3.タバコをやめるためには

これまでお伝えしてきたように、タバコを吸うことは、妊娠に悪い影響を与えてしまうことは間違いありません。

本当に妊娠をしたいのなら、タバコをやめることが大切です。

しかし、タバコはニコチンによる依存があるため、やめるのがとても大変です。しかし、効率的にタバコをやめる方法を実践することによって、タバコをやめることが可能です。

3-1.タバコをやめるためにできる工夫

■禁煙を宣言する

タバコを辞めたいと考えている人は、禁煙する日を決め、家族や友人など周りにいる人へ、禁煙することを宣言することが大切です。

周りの人に宣言をすることで、自分自身へのプレッシャーもかかります。やめると宣言をしたのだから、吸ってることを知られてしまうとカッコ悪い…。

こんな風に思うくらいでいいと思います。意外と、この「恥」と「プライド」というものは禁煙につながる大きな気持ちとなります。

 

■禁煙仲間を作る

1人ではなかなか気持ちが続かない場合、禁煙仲間を作ってみるのも手ですね。

同じ職場や、タバコを吸っている友達と「禁煙しよう」と誘い、一緒に禁煙を頑張ってみましょう。

そして、禁煙できた日数をお互いに報告し合い、自慢しましょう!

 

■もし吸いたくなったら

ただ宣言するだけで、やめられるほど甘くはありませんよね。それまで1日に1箱とかを平気で吸っている場合、やっぱり吸いたくなるタイミングが出てきます。

そんな時は、以下の事をお勧めします。

  • タバコが吸いたくなった時に、代わりに何か別の事に置き換える
    ⇒例えば、タバコが吸いたくなったらガムやお菓子を口に入れるとか、顔を洗うなどです。
  • タバコ以外に集中できる、面白いと思える何かを見つける
    ⇒ハマるスマホゲームを見つけて、「これはタバコの代わりのご褒美だ!」と思いこむなどです。
  • 吸ってしまった時、禁煙宣言をした周りの人がどんな反応するかを想像する
    ⇒「やっぱり駄目だったね」などと言われるとカッコ悪いですよね
  • FacebookやInstagramに「今喫煙何日目」などと投稿する
    ⇒人の目を意識するという意味で、今の時代SNSもうまく使うと自分にプレッシャーをかけられます

 

■喫煙の誘惑に合いそうな場所にできるだけ近づかない

例えば、喫煙所には近づかないなどですね。

 

まとめ

本当に妊娠をしたい!と思うなら、タバコは害にしかなりません。是非やめましょう。

これは、妊娠を望む女性だけではなく、パートナーである男性も一緒に協力しながら禁煙ができるように頑張ってください!

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自由気ままに在宅ライターしてます!趣味は映画観賞で、ドキュメンタリーやサスペンス、SFなどのジャンルが好きです。

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