「えっ…腰痛の原因って肥満だったの?」肥満型腰痛の原因と解消法

現代の国民病ともいわれている、「腰痛」。

実はそんな腰痛の原因の一つに「肥満」があったことをあなたはご存知でしたか?
肥満と腰痛ってあんまり関わりなさそうに思えますが、そんなことはありません。

かなり密接にかかわっているんです。

中には「最近太りだしてから腰が痛くなった・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そんな肥満と腰痛の関係性と改善方法をご紹介していきましょう。

なぜ太ると腰痛になるのか

 

お腹の脂肪が引き起こす姿勢の崩れ

肥満の方で多く見られるのが、「お腹にのっている脂肪」

これが実は厄介なもので、脂肪のついたお腹とバランスをとるために身体が後ろに反り気味になる人が多いんです。身体が反った状態では、関節に圧迫の負荷がかかってしまいます。

通常、背骨はS字のゆるやかなカーブで衝撃を軽減しています。
しかし腰の反りが続くことにより腰部の背骨が前方へさらにカーブし、関節への負荷が増えます。

そして、関節に負荷がかかり続けることで関節の機能が低下するとともに、腰部の筋肉が硬くなり、コリや張りを感じるようになります。

また、腰椎と骨盤との境界部分には通常体重の約60%の荷重がかかっているんです。
腰を前に曲げると負荷はさらに4倍近くに!

なので肥満によってお腹にお肉がつき体重が重くなるとその分、腰への負担も増大します。これにより腰痛に発展する場合が多いんですね。

ちなみに妊婦さんに腰痛が多い理由もお腹が前に突き出てくることでバランスをとるために腰がそってしまい、負担が増えたことで腰痛になるからです。

 

筋肉の衰えと運動不足

慢性的な肥満の人は基本的に運動不足の方が多いです。

運動不足だと、腹筋や背筋・足腰など、腰を支えるために必要な体幹(たいかん)の筋肉が衰えてしまいます。

体幹の筋肉の強さが衰えることで脊椎(せきつい)のS字カーブが崩れて骨盤が前にでてしまい、腰への負担が増大します。

また、運動不足によって筋肉の柔軟性(じゅうなんせい)も衰えていきます。

柔軟性が衰えることで、筋肉がこわばっている状態なので、血行が悪くなり痛みを引き起こします。

それだけでなく筋肉が緊張していると、ケガをしやすくなったりぎっくり腰になってしまう場合もあるので要注意ですよ。

参考:無理なく継続!軽めの腰痛を劇的に改善するためにおススメの6つの運動

 

肥満による腰痛が起こしやすい負のスパイラル

肥満型腰痛の方が陥りやすいパターンが、

①食生活や運動不足が原因で肥満になってしまう

②肥満が原因で腰痛になってしまう

③運動したいが体が重く腰も痛いため面倒になってしまう

④更に肥満化が進み、体重が増加

⑤腰痛の悪化

といったいわば負のスパイラルになっているパターンです。

当てはまっている方は要注意です!

 

肥満が引き起こす別の腰痛

肥満型腰痛は一般的に、体重増加による姿勢悪化と運動不足などが挙げられますが、肥満によって別の腰痛も引き起こされる可能性もあります。

肥満の方は脂肪や内臓脂肪が多く、コレステロール値や中性脂肪値も高くなります。
そういった状態は胃がん・肝臓がん・大腸がんといった腰痛を伴う内臓疾患(ないぞうしっかん)を引き起こすリスクを高めます。

 

肥満と腰痛を解決する方法はこれだ!

肥満型腰痛はつまるところ肥満が原因なので、肥満を解消すればおのずと腰痛も治ります。

なので基本的には

  1. 「食事制限や運動によるダイエット」
  2. 「筋力トレーニング」
  3. 「ストレッチ」

になります。

1.食事の見直しや運動によるダイエット

肥満の原因は主に「食生活」「運動不足」にあるので、この2つを改善していきましょう。

食事の見直しに関してはまずは下記をポイントに行ってみるとよいでしょう。

  • 炭水化物を控え、野菜などを主食にする
  • 高脂肪・高カロリーな食事をとらないようにする
  • 満腹中枢を刺激するためによく噛んで食べる
  • 糖質をあまりとらないように制限する
  • 朝食をしっかりとり、夜食の量を少なくする。
  • 3食バランスよく食べる。

 

運動に関しては、運動不足だった人がいきなり激しい運動をするとかえってケガの原因になるので、まずは軽い「ウォーキング」「水泳」がオススメです。

最初はキツイと思いますがとにかく少しずつでもいいので続けることが大事です。

また、運動するのと同じくらい休息もしっかり取りましょう。
睡眠不足や昼夜逆転した生活も肥満の原因でもあるので、生活リズムの改善もしっかりと見直すことも大事です。

 

2.筋力トレーニング

筋肉の量を増やすことで、体の基礎代謝もあがり太りにくい体になります。
また、腰回りの筋肉が鍛えられれば腰への負担も軽減され、腰痛も改善されます。

筋力トレーニングとはいえ、いきなり本格的なことをするのではなくまずは体幹トレーニングから始めてみましょう。

 

3.ストレッチ

筋肉をつけることやダイエットも大事ですが、筋肉の緊張を和らげるストレッチもとても大事です。
筋肉のこわばりが腰痛の一番の原因の場合もあるので、ストレッチをするだけで腰痛が解消される可能性もあります。

また、ストレッチをすることで関節の可動域が広がり血流もよくなります。
血流が良くなると、疲労物質などが排出されやすくなるため、痛みも和らぎ身体の回復も早まります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実は腰痛と大きく関係があった肥満。

また肥満は腰痛だけでなく、膝の痛みや別の病気など様々なものを引き起こすので、放置するのは危険です。

それらを改善するためにも日頃の生活習慣を見直すことが大事です。
なので、まずは少しづつでもいいので、「食生活」「運動不足」の改善を行っていきましょう。

まだなっていない方も「少し太ってきたかな?」と感じたら予防のためにも太らないように心がけましょう!

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阿部 英雄
鍼灸マッサージ師の国家資格とスポーツトレーナー資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるスポーツ整体の治療院を行なっております。体の悩み解決やセルフケアなど役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。  
ホームページはこちら⇒『英気整体院』

掲載記事は個人的な考え見解です。また事例や体験談も個人の感想によるものでいずれも万人への効果、変化を保証するものでないことご理解ください。

取り扱い時は医師または専門医にご相談するなどして各自でご判断ください









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