朝起きた時のかかとの痛みと腫れの原因と対策をプロが解説!

かかとの痛み

朝起きて、立ち上がるとかかとが痛い。よく見てみると腫れている…。

これは一体どうしてでしょうか??

 

かかとの痛みは、急に起こることがあります。例えば、朝起きた時に急に踵(かかと)が痛くなる。そんな時に適切な対処ができれば、つらい痛みをよくできます。

その原因と対処法は「痛みを感じる部分」を観察すれば見えてきます。

今回はかかとが腫れて痛む時の原因と対処法についてご説明させていただきます。

 

かかとが腫れて痛みがある時に何をすればよいの?

そんなかかとの痛みは、きちんとした原因があります。その原因は痛みを感じる部分がどこかによってわかります。気をつけなければならないのは、痛みの感じ方によっては、整形外科へ受診したり、安静を要するものもあります。

こんな時には要注意!

要注意

何もしなくてもズキズキ痛む

安静時痛と言って、骨に問題があることがあります。その場合は整形外科でレントゲンなどを撮りましょう。骨そのものに問題があることもあります。

※安静時痛(あんせいじつう)安静時痛とはじっと安静にしていても痛みがある状態、または痛みがどんどん増していく症状です。

姿勢を変えると痛みが出る

この場合は、背骨などの神経によって痛みを感じていることがあります。その場合は、むやみに動くとかえって悪化することがあります。少しの時間安静にして、痛みが軽減するか様子を見ましょう。悪化するようであれば病院を受診します。

病院は何科に行けばいい?

整形外科

整形外科では、骨の異常などを鑑別することが出来ます。場合によっては痛み止めなどが処方などされます。

上記のような痛み方でない場合は、筋肉や関節などの問題の場合が多いです。それではかかとが腫れて痛みが出るとにどんなことが原因になっているのでしょうか。それには、かかとがどんな風に筋肉とつながっているかを知ることができれば、理解できます。

かかとは体を支える土台です。そこにはクッションや様々な筋肉が付いています。そのクッションや筋肉に負担がかかりすぎることで痛みを感じることがあります。次にその部位と原因について説明させていただきます。

 

痛みを感じる部分で原因を見分ける。

1.かかとの前側の痛み

かかとの前側の痛みは、足底の筋肉の問題で起こることが多いです。

2.かかとの横側の痛み

かかとの真ん中や側面の場合は、踵の脂肪帯と呼ばれるクッションの問題

3.かかとの後ろ側の痛み

かかとの後ろ側は、ふくらはぎやアキレス腱の問題

 

かかとが腫れて痛いときに疑われる症状名は?

1.かかとの前側の痛みは「足底筋膜炎(そくていきんまくえん)

かかと前面

足の指やすねについている筋肉の疲労で起こります。この筋肉は指や足首を動かす時に使われます。

また、足のアーチ構造を保つためにも必要な筋肉です。これらの筋肉や腱膜に負担がかかることで起こるの炎症が足底腱膜炎です。この足底腱膜炎は、筋肉のついている部分に長期的に負担がかかりすぎることで、骨化することもあります。

足底腱膜炎は、疲労の蓄積などの慢性的な疲労で起こりやすい問題です。

2.かかとの横側の痛みは「踵骨脂肪体炎(しょうぶしぼうたいえん)

かかと側面

かかとの横側の痛みは、かかとのクッションに負担がかかることで起こりやすいです。

急性の問題であればかかとの打撲のようなものがあります。慢性的なものであれば靴づれのようなものがあります。

どちらもかかとのクッションに圧迫する力が加わることで起こります。普段からの体重の乗せ方や靴の履き方などが問題として起こりやすいです。

足裏のたこやひび割れなどを観察することで、体重のかけ方や靴を履いた時の負担がわかります。

3.かかとの後ろ側の問題は「アキレス腱付着部炎(あきれすけんふちゃくぶえん)

かかと後ろ

かかとの後ろ側にはふくらはぎやすねについている筋肉が付着します。

これらの筋肉へ負担がかかることで、かかと周囲で炎症が起こるものです。

これらの筋肉に対する物理的な圧迫や摩擦以外にも、筋肉の使いすぎによる炎症もあります。

これらの原因は、普段の立ち方やふくらはぎの柔軟性低下によって起こりやすいです。

その他に考えられる症状名

安静にしても痛む問題は、骨の問題神経の問題など考えられます。

直接骨そのものが問題になることや、腰などをはじめとする神経の問題で痛みを感じる場合があります。

その際は、レントゲンなどできちんと鑑別する必要があります。床につかなくても踵が痛い、姿勢を変えるだけでかかとが痛い場合には整形外科の受診をお勧めいたします。

 

かかとが痛いときにおすすめの3つの対処法

  1. かかとの前側の痛みは「足裏をもむ」
  2. かかとの横側の痛みには「クッションを敷く」
  3. かかとの後側の痛みは「ふくらはぎをゆるめる」

1.かかとの前側の痛みには「足裏をもむ」

かかとの前側は指の筋肉や腱膜の緊張によって起こることが多いです。その場合は、足裏そのものが緊張していることが多いです。その足裏の緊張を緩めることで痛みが緩和されます。お勧めの対処は3つあります

  • 指を広げるグーパー体操
  • 足底をマッサージ
  • 足湯でめぐりをよくする

これらの体操で、足底の筋肉や関節を緩めます。

足湯

2.かかとの横側の痛みには「クッションを敷く」

かかとの横側の痛みは脂肪のクッションがずれていることが多いです。その場合には、指で押すとゴリゴリしたりします。ヒールカップと呼ばれるクッションやテーピングを巻くことで痛みが和らぎます。

3.かかとの後側の痛みは「ふくらはぎをゆるめる」

かかとの後ろ側に痛みはふくらはぎなどの筋肉の負担で炎症が起きていることがあります。その場合は、緊張を緩めることでよくなります。炎症が強い場合は、アイシングで痛む部分の炎症を和らげて、筋肉そのものはマッサージをします。

アキレス腱をつまんで痛みがなくなってくれば、温めてマッサージなどに切り替えます。

日常から気を付けることは?

普段の生活で気をつけるのは、足裏全体で体を支える意識を持つことです。靴の減り方や足の裏にタコができている場合には要注意が必要です。

特にリュックサックを背負っていたり、猫背の場合には、ふくらはぎや足裏に負担がかかりやすい傾向にあります。

まとめ

踵の痛みは、打撲のように急激に傷めたものと、繰り返すストレスによる慢性的なものがあります。

朝起きた時に痛むのは、慢性的なことが多いです。体は疲労をしていると感覚が鈍くなっていき、いつの間にか足裏は硬くなっていきます。

明け方の冷えた体や、血の巡りが悪いと、体が固まって痛みを感じやすくなります。そのようなことが起こらないためにも、普段から足を柔らかくする意識を持ってみましょう。

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阿部 英雄
鍼灸マッサージ師の国家資格とスポーツトレーナー資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるスポーツ整体の治療院を行なっております。体の悩み解決やセルフケアなど役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。  
ホームページはこちら⇒『英気整体院』

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鍼灸マッサージ師の国家資格とスポーツトレーナー資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるスポーツ整体の治療院を行なっております。体の悩み解決やセルフケアなど役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。  
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