

そうね、ゲームと自律神経失調症は結論から言えば関係あると言えばあるし、関係無いと言えばない。どっちとも言えるわ。

なるほどです…。

はぁ?それ答えになってないじゃない!白黒はっきりさせないさよ!

っていうか佐伯さんも、そんな曖昧な答えに何納得してるのよ!私は全然わからないわよ!

読者の手間を省いてさしあげるために、結論から先に言っただけです!今から説明するからよーーーーーく聞きなさい!いいわね!長野さん!

あ、僕もいますよ。というか僕の質問なんだけど…。
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自律神経失調症とは?症状と対策について
自律神経失調症とは?
自律神経とは体のあらゆる部分に張り巡らされている神経で、交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経は活発に活動している時に分泌されます。

副交感神経はリラックスしているときに分泌されます。

交感神経と副交感神経が交互にバランスよく分泌されることが理想的ですが、この2つの神経のバランスが乱れ、交感神経が優位に働きすぎているいる状態が自律神経失調症です。
自律神経失調症の症状は?

自律神経失調症の症状として頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、味覚障害、冷え性、倦怠感、不安、イライラなどありますが、これらは自律神経失調症の症状のほんの一例です。
自律神経自体が体のあらゆるところに張り巡らされているので、症状の出る範囲は全身に及びます。

自律神経失調症の改善、対策は?

自律神経失調症は症状が軽いうちは自力で改善することが可能です。
- 働き方を変える
- 食生活に気を付ける
- 生活リズムを整える
- 適度な運動
- 音楽、色などのヒーリング効果のあるものを利用する
自律神経失調症の症状がそれでも改善しない場合は専門機関で治療を受けるといいでしょう。

治療の種類は大きく分けると3つあります。
- 薬物療法
- 心理療法
- 代替療法

どの治療法もメリットとデメリットがあります。自分に合った治療法を探してみましょう。
自律神経失調症の原因にゲームは関係があるの?
自律神経失調症の一般的な原因

自律神経失調症になる原因としては「ストレス」が大きいと言われています。「ストレスを感じる」ことは活発的な行為なので、交感神経が優位に働きすぎることに繋がるのです。
その他にも自律神経失調症になる原因はあります。
- 生活リズムの乱れ
- 環境の変化
- 食べ物の影響
- 女性ホルモン

ゲームと自律神経失調症に関係性があるとするならば、生活習慣の乱れが大きく関わっているといえるでしょう。
ゲームと自律神経失調症、キーワードは「ブルーライト」

「ゲームをしすぎると自律神経失調症になる可能性がある」これはある意味正解です。しかしながらゲームだけが自律神経失調症になる原因とは言い切れません。
なぜゲームをしすぎると自律神経失調症に繋がるのか、その理由からご説明します。

ゲームを長時間するとブルーライトを大量に浴びることが問題!

ゲームを長時間慢性的に行うとディスプレイ画面からのブルーライトによる刺激を受けます。
ブルーライトとは…
人の目で見ることのできる光の中でも、特に強いエネルギーを持っています。
太陽光や白熱灯にもブルーライトは含まれますが、ゲームやパソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明に多く含まれています。
↓
ブルーライトによる刺激を受けると私たちの脳はドーパミンを大量に放出し、メラトニンの生成を抑制します。
つまりゲームを長時間行うと、ドーパミンの大量分泌により交感神経が活性化しすぎ、メラトニンが抑制されて不眠症状に陥ります。
ドーパミンとは…
快楽ホルモンとも呼ばれます。ゲームに熱中するなど一時的に興奮するとドーパミンが大量に分泌されます。
メラトニンとは…
脳内で分泌されるホルモンです。人間の眠気を誘う物質です。
↓
慢性的な不眠症状は生活習慣の乱れとなり、ひいては自律神経失調症を引き起こします。
これこそがゲームが自律神経失調症を引き起こすと言われている理由です。

ですからゲームをずーっと続けていると自律神経失調症になる可能性は大いにあります。ただしこれはゲームだけでなく、スマートフォン、パソコン、テレビでも同じことが言えます。

ゲームのブルーライトは目の負担が大きいのでドライアイや眼精疲労にもつながります。
ゲームのしすぎ=自律神経失調症になるわけではない
ゲームだけが悪いわけではない

ゲームをしすぎると自律神経失調症になる可能性はもちろんあります。ゲームの時間を少なくすればいいのですが、そう簡単な問題ではなく、そこに至る原因に目を向けてみるといいでしょう。
そもそもなぜ日常生活がままならないほどのゲーム依存に陥るのでしょうか?
ゲームに依存してしまう要因があるはずです。例えば親の帰りが遅く一人で寂しいのでゲームに依存してしまう…など依存の裏には必ず理由があります。

ゲーム、スマートフォン、パソコン、テレビと上手につきあうための対策3つ

ゲームだけが原因ではないものの、長時間のゲームが体に良くないことも事実です。

対策1)就寝前のゲームを控える
ゲームに限らず就寝前のスマートフォン、パソコン、テレビはなるべく控えるようにしましょう。
対策2)ブルーライトをカットするメガネを利用する

ブルーライトを大幅にカットしてくれるメガネが販売されています。仕事柄パソコンを利用する機会が多い人はブルーライトをカットするメガネ利用するのもいいでしょう。
対策3)照明器具を工夫する
深夜の照明として白熱灯や蛍光灯を利用する、あるいはブルーライトを抑える機能付きのLED照明を利用すればブルーライトを浴びる量が減らせます。
まとめ
自律神経失調症とゲームについてまとめました。
- ゲームに限らずスマートフォン、パソコン、テレビの長時間使用するとブルーライトを大量に浴びることになる。
- ブルーライトによる刺激を受けるとドーパミンを大量放出し、メラトニンを抑制し、不眠になり、ひいては自律神経失調症になることもある。
- 就寝前のゲーム、スマートフォン、パソコン、テレビはなるべく控えること。
- ブルーライトをカットするメガネ、照明器具を利用してゲーム、スマートフォン、パソコン、テレビと上手に付き合うこと。

だから、ゲームをしすぎると自律神経失調症になるというのは正解でもあるし、ゲームだけが悪いとも言い切れないの!
長野さんわかった?

はーい、わかりましたよー。ゲームはほどほどに、寝る前は控えまーす!

監修- Editor -
~現代西洋医学とは違った切り口の『代替療法』的視点で情報をお伝えするブログ~
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ぺこ

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あのぉ、ちょっとお尋ねしたいんですがね、ゲームをしすぎると自律神経失調症になったりするもんですか?