





についてご説明します。(↑↑ すぐに見たい部分をクリックorタップしていただくと、その部分に飛べます)
自律神経失調症とは
自律神経失調症とは?

自律神経とは体中に張り巡らされている神経のことです。
活発に活動しているときに交感神経が優位に働き、リラックスしているときに副交感神経が優位に働きます。
交感神経と副交感神経交互に働くことが理想ですが、このバランスが乱れ交感神経が優位に働きすぎている状態を自律神経失調症といいます。
自律神経失調症の症状は?

自律神経が体中に張り巡らされているので、自律神経失調症の症状は全身にわたります。主に体の症状が強いのが特徴です。
自律神経失調症の原因は?

自律神経失調症になってしまう原因は大きく分けて5つあります。
自律神経失調症の対策は?

自律神経失調症は主に体に症状が強く現れます。初期段階であれば自力で改善可能です。

症状が進行してしまった場合は、専門機関で適切な治療を受けましょう。
そのまま何もしないまま進行すると今度は心に症状が強く出てうつ病になる可能性があります。
微熱が続く=自律神経失調症の可能性があることを知っておこう
微熱が1か月位続く場合は自律神経失調症かも?

自律神経失調症の初期症状として、37度くらいの微熱を訴える人が多いようです。
閉経していない女性であれば、排卵日~生理まで、また妊娠中は体温が上がるものですが、そういう場合を除いて微熱が長く続く場合は自律神経失調症の可能性があります。
自律神経失調症に起因する微熱の特徴としては期間が長いことです。1か月くらい微熱が続く方もいます。
高熱が出るもの辛いですが、微熱がダラダラと続くのもしんどいものです。なぜ微熱が出るのか原因がはっきりしないまま日々を過ごすことは、ストレスとなり余計に自律神経失調症を加速させてしまう場合もあります。

因みに更年期障害でも同じように原因がはっきりしない微熱が続く場合があります。更年期障害はホルモンバランスの乱れが主な原因なので自律神経失調症とは少し違いますが症状は似ています。
なぜ自律神経失調症で微熱が続くのか?

私たちの体の体温調節は脳の視床下部という部分が司っています。視床下部は司令塔のような役割をしており、食欲の抑制や血圧の調整や多くのホルモン分泌の調節も行っています。
自律神経をコントロールしているのも同じく脳の視床下部です。
つまり視床下部は自律神経を司る場所であり、体温調節を行う場所でもあるのです。自律神経失調症になると視床下部からの情報を自律神経が体に伝えられないので、体温の調節が上手くできなくなり熱が出るのです。

自律神経失調症で微熱が続く場合の対処法
とにかく安静にする

自律神経失調症になってしまうのは、生活の乱れやストレスに起因する場合が圧倒的に多いのです。
交感神経が優位になってしまっている状態なので、副交感神経を優位に働かせましょう。副交感神経を優位に働かせるために必要なことは休息すること、リラックスすることです。
質の良い睡眠をとることはもちろんですが、マッサージをしたりストレッチをして体をほぐすのもよいでしょう。
一般的に自律神経失調症を改善する方法は他にも食事に気を付けたり、運動をするなどありありますが、微熱が続く場合は体もだるいはずなのでまずは安静に休息することを優先しましょう。
それでも微熱が治らない場合は病院で検査してもらいましょう。もっと大きな病が潜んでいる可能性もあるので、自己判断は危険です。最初は内科に行くといいでしょう。
内科に行くと原因不明で診断がつかず解熱剤が効かない!?

通常の風邪は炎症反応を鎮めるために解熱剤を用いることがありますが、自律神経失調症による発熱の場合、解熱剤を使っても熱は下がりません。普通の風邪と違って炎症反応が起きておらず原因が異なっているからです。
通常の風邪による発熱でも自律神経失調症に起因する発熱でも喉のつまりやだるさ、軽い下痢などの症状は一緒なので内科に行っても判別が難しいことが多いようです。
そのため原因不明の発熱で診断がつかないことがあります。

この場合次のステップとして心療内科を受診しましょう。
内科で原因不明の場合は心療内科へ行ってみよう

内科で診察してもらってもこれと言って原因が分からなかった場合、心療内科で診てもらうといいでしょう。
心療内科は心の症状と体の症状両方を診てもらうことができます。
問診や検査を重ねて、診断していきます。ストレスに対する耐性や、自律神経失調症やうつ病の可能性を調べるために、心理テストや性格テストを行う場合もあります。
心療内科で自律神経失調症と診断された場合は自律神経調整薬や抗不安薬が処方される場合があり、自律神経失調症による微熱には効果的です。
まとめ
長期間続く微熱と自律神経失調症の関係性についてご説明しました。
微熱は一見すると風邪なのか自律神経失調症なのか判断がつきません。発熱しているということは私たちの体からのメッセージです。風邪かもしれないし、自律神経失調症かもしれないしもっと他の病気の可能性もあります。
大切なのは、体からのSOSを無視せずに、向き合い適切な治療をすることではないでしょうか。

監修- Editor -
~現代西洋医学とは違った切り口の『代替療法』的視点で情報をお伝えするブログ~
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ぺこ

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