もしかして自律神経失調症?そう感じて改善するべく行動をとる時、あなたならどうしますか?


病院行かないと治らないの?っていうか自律神経失調症って何科を受診したらいいの?

病院以外に相談できる場所はないんでしょうか?


自律神経失調症は体の症状に合わせた科を受診するといいです。
病院以外の機関でも相談できる場所はあります。
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以上!


ちゃんと答えなさいよ!
読んでくれてる人にどんだけ失礼なのよ!

医者とは言ってません。「身体のお悩み解決先生」です。
仕方ありませんね…。では詳しく説明するのでよーーーく聞いてくださいね!
Contents
自律神経失調症ってどんな症状なの?

自律神経とは、自分で意識してもできないことをコントロールするための神経のこと。
活動的な動きをしているときに分泌されるのが交感神経。
リラックスしているときに分泌されるのが副交感神経。
この二つの神経のバランスが取れなくなった状態が自律神経失調症です。
自律神経失調症になると心と体に様々な症状が現れます。
自律神経失調症は「症状」であって病気ではありません。

この段階で出ている心と体の症状をそのままにしておくと後に病気に繋がる可能性が極めて高いので、改善することが望ましいです。
自律神経失調症は病院に行かないと治らない?


そうとも限りません。
もちろん最初から病院を受診してもいいのですが、症状が軽いうちは自力で改善できる可能性もあります。
自律神経失調症を自力で改善するのに効果があるのは以下の5つです。
- 働き方を変える
- 食生活に気を付ける
- 生活リズムを整える
- 適度な運動
- 音楽、色などのヒーリング効果のあるものを利用する

自律神経失調症は病院の何科を受診したらいいの?
体に出ている症状の部位を目安に受診する科を選びましょう

自律神経失調症の症状は様々で人によって違うので、自分の一番気になる症状に合わせて何科を診察するのか選びましょう。

自分では自律神経失調症だと思って病院を受診しても、実はもっと別の病気だったというケースもあります。
何科であれ、病院を受診する目的は、治療に先立って、原因を特定することです。
目の疲れ、まぶたのけいれん、涙目・ドライアイ、目が開かない目まい
→眼科を受診
耳鳴り、耳の閉塞感
→耳鼻科を受診

目まいや耳鳴りはメニエール病の可能性もあります。
腰痛、肩こりの場合
→整形外科を受診
倦怠感(けんたいかん)(なんかダルい状態)、疲労感、微熱がある、疲れやすくなる
→内科を受診

生理不順
→婦人科を受診

じゃあ体の症状に合わせた病院で診察を受ければ解決ってことですね!


原因を特定できない時もあるからです。その場合、原因は心因性のものなのかもしれません。
心療内科、精神内科の受診

病院で検査して体の症状に異常がなかった場合、ここで初めて心療内科、精神科、神経内科の受診を検討してみるといいでしょう。
心療内科、精神科、神経内科の違い


………
どれも似ていますが、専門領域が違います。今から説明しますね。(この人面倒くさいなぁ。)
- 心療内科…ストレスが原因で主に「体」に症状が現れる場合、その症状や病気を治療する。
→動悸、下痢、腹痛、血圧が高い、喘息等 - 精神科…主に「心」の症状や病気を扱う科であり、「心」の病気そのものを治療する。
→不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想など - 神経内科…体の動きがおかしい、神経系の異常が疑われる場合に受診する。
→ふるえる、しびれる、傾く、力が入らない、めまいがするなど

治療内容
自律神経失調症の病院での治療方法は主に以下の2つです。
その1)心理療法

カウンセリングを通して自分の置かれている環境に気づき、何が原因でどうすれば改善できるのか対話と通して自分と向き合う療法です。
その2)薬物療法

薬を使うことにより、自律神経失調症の症状を改善する方法です。
自律神経失調症の改善に効果があると言われている薬は下記のとおりです。
抗不安薬・自律神経調整薬・抹消作用薬・睡眠導入剤など
薬物療法の注意点

薬を服用するということは、副作用というリスクがつきものということを理解しておきましょう。
すべての医者がそうとは限りませんが、安易に薬を勧める、大量の投薬を勧める場合は注意が必要です。
薬の副作用に苦しみ、薬をやめることができなくなる…、そういう症状に苦しむ人がいるのも事実だからです。

症状によって受診する科は変えた方がいいの?


眼精疲労で眼科に行って、耳鳴りで耳鼻科、冷え性で婦人科…。
ってどんだけ病院ばっかり行かないといけないのよ!!!
自律神経失調症の症状によって病院、診察する科を変えた方がよいのか?
という問いに対してはどちらが正しいとは言い切れません。
症状に応じた最適な病院、科を求めることは正しい行為です。
ただし何回も病院や診療する科を変えるということはエネルギーのいる行為で、消耗してしまいます。
転院を繰り返すいわゆる「病院ジプシー」に陥りやすいのです。

病院以外で自律神経失調症について相談するところってある?



自律神経失調症は病院以外の機関でも相談や治療することができます。
整体院
全身の歪みを調整することで、体本来の働きを取り戻します。
最近では内臓の調整も体の調子を取り戻すのに有効です
鍼灸院
体のツボを刺激し、体を温めることで、体本来がもっている治癒力を高めます。

まとめ
自律神経失調症で病院を受診するのであれば何科がいいのかについてまとめました。
大まかな流れとしては…、
- まずは生活習慣・食習慣・働き方の見直し
- それでもだめなら症状に応じた科を病院で診察する
- 原因が特定できなければ心療内科、精神科、神経内科へ
- 病院・薬に頼らずとも自律神経失調症を治療できる専門機関もある
ということです。
病院へ行けば自律神経失調症やその他疾患の原因が特定でき、治療することができます。
一方で、病院で診てもらうということは、
- 薬の副作用でより重い病気になってしまうことも起こりうる
- 症状によって病院を変えると患者の負担が大きくなる
こういうリスクをはらんでいることを知っておくことも大事です。

だからできるだけ自分の力で治せること、すなわち症状が軽いうちに行動することが大事なのよ!
分かったわね!?
監修- Editor -
~現代西洋医学とは違った切り口の『代替療法』的視点で情報をお伝えするブログ~
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ぺこ

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