







- 自律神経失調症とはどんな症状か
- ストレスの原因は何なのか
- 仕事は続けられるのか
- 休職した場合は同僚からはどう思われているのか
について説明していきます。

自律神経失調症になり仕事を集中することが難しく、どうすればいいのか悩んでいるあなたにご説明します。
Contents
自律神経失調症とはどのような症状か?




佐伯さん、素晴らしい!だけど面倒くさくなってきたので、ここからは私が説明しますね。

交感神経とは活発に動いているときに働く神経。車に例えるならアクセル。

逆に副交感神経は休んでいるときに働く神経。車に例えるならブレーキ。

アクセルとブレーキが両方働かないと車が運転できないように、私たちの体も交感神経と副交感神経はバランスよく働くことが理想です。
交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなった状態、これが自律神経失調症です。
自律神経失調症の症状は多岐にわたり、体と心にさまざまな症状が現れます。
女性ホルモンを司る脳下垂体と自律神経を司る視床下部は非常に近い位置にあるため、連鎖反応を起こしやすいので、自律神経失調症は女性に多いようです。←(自律神経失調症は女性に多いに前回の記事を内部リンク)
自律神経失調症になった症状の原因をまずは特定しよう

最近だるくてあんまり仕事に集中できないんです。

仕事のストレスで原因→今の働き方を続けると体調がますます悪化するのでお勧めできません。
仕事以外の原因でストレス→働きながらその原因を取り除く努力をしましょう。
自分のストレスの原因が何によってもたらされているのかじっくり考えてみましょう。
仕事がストレスで自律神経失調症になった場合の選択肢3つ!
自律神経失調症の原因が仕事のストレスの場合、同じ働き方を続けていると症状は一向に改善されないでしょう。
だからと言っていきなり退職するのはもったいない話です。段階を踏んで考えていきましょう。
その1 職務内容、部署の変更
自律神経失調症になった原因が人間関係や仕事の内容によるものならば、まずはそこを改善してみましょう。
一番いいのは信頼できる上司に相談することです。
もしかしたら部署の移動や、職務を変更してもらえるかもしれません。
これだけで改善するケースもあるようなので、勇気を持って自分がしんどいんだということを打ち明けてみましょう。

ど、同僚が怖いんです。いびられるんです。

仕事のことは私じゃなくて上司に相談してみてくださいね。
その2 休職
休職するには医師の診断を受ける
職務内容や部署を変更しても仕事によるストレスで自律神経失調症の症状がしんどい場合は、休職を考えてみましょう。
ただし安易に休職すると、復職する時に勇気がいります。
自分が今どういう状態なのか、適切に判断してもらう必要があります。
休職すると通常は無収入ですが、自律神経失調症による症状で仕事ができないという医師の診断書があれば傷病手当金が支給されます。

傷病手当金について
傷病手当金は3日間連続して病気のために仕事を休み、4日目以降も仕事ができない状態であれば、4日目の休みから標準報酬の日額の2/3が給付されます。
最長で1年6ヶ月支給されます。
傷病手当金の申請方法は、全国健康保険協会のサイトで詳しく解説されています。本気で休職をお考えのあなたは、以下のサイトを参考にするといいでしょう。
⇒傷病手当金の申請方法(全国健康保険協会のサイトへ)
じっくり腰を据えて症状を改善したい場合は傷病手当金を利用して休職するという選択肢もあるということを知っておきましょう。
休職期間中は規則正しい生活と食生活に気を付けてみましょう。

これだけでも症状が改善されることがあるようですよ。
その3 退職
1、2の対策を試みても症状が改善されない場合、あるいはとにかく今の職場にいる限り症状が治らないと判断したら退職したほうがよい場合もあります。
仕事は大切ですが、それ以上に大切なのはあなたの心と体です。
自律神経失調症の症状が職場によるものならば、退職すれば改善される可能性が高いでしょう。
しかし次の転職先が見つかるかわかりません。転職先が決まるまでの収入の保証には限りがあります。
安易な判断は控えたいものですね。
転職先を選ぶ際は、
- 勤務時間が固定されている
- 残業が少なめ
- 夜勤が無い
これらの条件をなるべく満たした職場であれば、自律神経失調症の症状で苦しむリスクが低いので意識してみましょう。
自律神経失調症になって休職した場合同僚への配慮を忘れずに
自律神経失調症の症状として、
- 朝起きられない
- 遅刻してしまう
などがあります。
こういう症状があってもそれ以外は普通に日常生活を送れるので、見る人によっては「怠けている」と勘違いされることも残念ながら事実です。
あなたは悪くありませんが、あなたという人員が減った以上仕事に迷惑をかけていることもまた事実。
そのことを忘れず、同僚に配慮した言葉や態度をとれるといいですね。

同僚への配慮がきちんとできていれば、周りからも理解されるだろうし復職した時もコミュニケーションが円滑に進むと思いますよ。
まとめ
- 自律神経失調症の症状
- 自律神経失調症になった症状の原因をまずは特定
- 仕事がストレスで自律神経失調症になった場合の選択肢3つ
- 休職した場合同僚への配慮を忘れないこと
についてご説明しました。
自律神経失調症の症状が仕事によるストレスであるならば、あなたはきっと優しく頑張り屋さんです。
人より真面目に、きちんと仕事をこなそう!そういう気持ちが強いのかもしれません。
どうかリラックスして心と体をゆっくり休めることを心がけましょう。

監修- Editor -
~現代西洋医学とは違った切り口の『代替療法』的視点で情報をお伝えするブログ~
の編集部です。あなたの身体・心の悩みの解消のために役立つ情報をお届けしております。

ぺこ

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