女性の方なら多くの人がヒールの靴を履いた経験があると思います。
履いた時のことを想像してみてください。ヒール靴って、なかなか長時間歩くのは難しくないでしょうか?足が疲れたり、足が痛くなったり・・・。スニーカーとは明らかに違うと思います。そんなヒール靴、巻き爪の足に履いても大丈夫なのかな?って心配になりますよね。
そんなわけで今回は、『巻き爪とヒール靴について』詳しく解説していこうと思います。
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ヒール靴ってそもそもどんな靴の事を言うの?

ヒール(Heel)とは、『かかと』という意味です。靴で言うと、高さを出すためにかかとの部分に取り付けている部品のことを言います。靴のヒール部分の素材は、木やゴム・プラスチックやコルクなどを使用します。
また、ヒールと聞くと、一般的には、女性用の「ハイヒール」を連想しますが、基本的には男女とも革靴にはヒール部分が装着されており、ヒールの形や太さなどが違ってきます。
例えば、
- ヒールの高さが全くない「フラットヒール」などは、履いたり脱いだりが楽で長時間歩いても疲れにくいです。代表的な靴の形として「バレエシューズ」がフラットヒールです。
- ヒールの高さが3センチ程度の「ローヒール」は、男女問わず体重が安定していて歩きやすい高さと言われています。程よくきちんと感もあり、たくさん歩く日や、子育て中のママさん、ヒールが苦手な人にも履きやすい高さです。
- ヒールの高さが7センチ以上にもなる「ハイヒール」は、女性の足がもっとも綺麗に見える高さと言われています。ファッションショーの時にモデルさんが履く靴のヒールの高さは7センチが多いそうです。
今は、この「ハイヒール」の様なヒールの高い靴を「ヒール靴」と呼ぶこともあります。
ヒール靴を履いていることが原因で巻き爪になることはあるの?


それはなぜ?ヒール靴のどこがダメなの?

ヒールの高い靴を履いていると巻き爪になるの?と感じる人もいると思います。巻き爪は圧倒的に女性に多い症状です。それはなぜかというと、「履き物」が原因になるケースが多いからなのです。
ヒールの高い靴を履いているのを想像してみてください。
ヒールの高い靴を履くと、自然とかかとが上、つま先が下になる、「つま先立ち」の形になりますね。足の指先に全体重がかかってしまいます。そのため、爪を圧迫して爪が変形して巻き爪になりやすくなるのです。
また、ヒールの高い靴・女性の靴は、足先が細くなっている靴が多いので、更に足先に負担がかかって巻き爪になりやすくなるのです。
お仕事などで、ヒールの高い靴や先が細くなっている靴を履く機会が多い人は注意が必要です。また最近は、男性用の靴も先が細くなったデザインの靴が流行しているので、男性もそのような靴を履く場合は、注意が必要です。
もしも巻き爪になってしまったらヒール靴は履いてもいいの?ダメなの?

多くの女性の皆さんは、もし巻き爪になってしまってもヒールの高い靴や先が細くなった靴を履きたいと思うでしょう。
もちろん、「決して履いてはいけません。」というわけではありません。しかし、先ほども言った通り、ヒールの高い靴などは足先に負担がかかる構造ですので、履き方に工夫をする必要があります。
履くタイミングを考える
通勤時や帰宅時はヒールの高い靴を履いて、職場では、ヒールの低い靴や先が丸くて広い靴などに履き替える。また、 結婚式やパーティ、デートの時には、ヒールの高い靴を履く。
など、自分なりにルールを決めて、履く時間を短くするようにコントロールする。
靴のインソール(中敷き)を加工する
ショックを吸収するようなジェル状になっているインソールが今は売っています。そのような素材のインソールを靴のつま先やかかとに合わせて、カットして靴に敷きます。足先にかかる負担を、多少吸収してくれます。
靴底を加工する
インソールを加工するのが難しい構造の靴などの場合は、靴底にゴム製のクッション材を貼るのも一つの手です。インソール同様に足にかかる負担をゴムが吸収してくれます。
このような工夫をしても、まずは自分の足にその靴があっていなければ、どのような靴でも足は痛くなります。まずは、きちんと試着をして自分に合った靴を選びましょう。
また、靴に工夫をしても巻き爪が痛んだり、悪化するような場合は、無理に履こうとはせずに早めに病院を受診し巻き爪を治しましょう。
私の場合はどうだったかというと・・・
巻き爪の時、ヒールは履いていた?
はい。
その頃は、20歳前後の時期でしたので、巻き爪になっていてもよくヒールの高い靴を履いていました。その頃は、厚底ブームでしたので、厚底ブーツなども履いていました。
しかし、巻き爪のなっていた親指はとても痛かったです。足先にかかる負担が大きかったのでしょう。度々、出血をしていましたし、歩くたびに痛むので親指に負担をかけないように外側(小指側)に重心をかけた歩き方をしていました。
そもそも、なぜ巻き爪になったのかというと・・・
私が、巻き爪になった原因は慣れないデザインの靴を履いたことでした。
参考→大したことないよね。放置すると実はとんでもなく怖い巻き爪とは?
この時はヒールの高い靴ではありませんでしたが、初めて先の細くなっている靴を履きました。そして1年程履き続けて巻き爪になりました。
ホールスタッフの仕事でしたので、働いている時間のほとんどが歩いているか、立っている状況でした。学生ではありましたがバイトに明け暮れていましたので(笑)、1日のかなり多くの時間、この支給された先の細くなっている靴を履いていました。
まとめ

ヒールの高い靴を履いたことのある人なら、足に負担がかかっているということはわかっていると思います。それでも女性は、足が綺麗に、そして長く見える、女性らしくも見えるし、巻き爪になっていても履きたいものなのです。
履くな!とは言いません。私も巻き爪になっていても履いていましたし・・・。
ただし、まずは自分の足にあったヒール靴を選ぶこと。そして、ヒール靴ばかり履くのではなく、一日の中で時間を決めたり、1週間の中で日にちを決めたりして、足の負担を少しでも和らげてあげましょう。
そして、巻き爪が悪化した時は、ヒール靴を履いたりせず、病院へ行きしっかり巻き爪を治療しましょう。
参考URL;

ayaari

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