【こんなにも】不妊症治療の平均治療期間25ケ月、平均治療費は何と140万円

砂時計とお金

女性の晩婚化が進んでいる今、第一子出産年齢も平均30.1歳と30歳を超えています。

『今はまだ仕事優先』だったり『赤ちゃんはもっと余裕ができてから』と考えている女性も多いと思います。

そのため、今は30歳代後半や40歳代になってから赤ちゃんが欲しいと考える女性が増えています。それに伴い、不妊症治療を受ける人も増加しています。

不妊症治療は、体力、精神力、時間、お金が必要になるものです。

実際、不妊症治療って妊娠するまでに

  • どのくらいの時間が必要で
  • どのくらいのお金が必要

なのでしょうか?

 

不妊症治療を始めてから妊娠するまでの期間ってどのくらい?

不妊治療から妊娠の平均データ

多くの不妊症治療をしている病院では、治療の成果を公表しています。

とある病院では『治療したカップルのうち、初診から2年間で61%の人が妊娠した』と発表しています。

また『妊娠した人が、初めの1年間で70~75%、2年目では90~95%。それ以降はぐっと低くなる』と発表している病院もあります。

さらに、ジネコという不妊症治療経験者サイトでは、不妊症治療開始~妊娠までの平均を調査したところ、平均25か月という結果でした。(平均年齢34.2歳)

このようなことからも、一般的に言われている不妊症治療期間は、平均2年です

ただ、これはあくまでも平均ですので、必ず2年治療を頑張れば妊娠するというわけではありません。

では、不妊症治療の何にどのくらいの期間がかかるのでしょうか?

1.不妊検査検査

不妊症検査には、生理周期に合わせて検査を行います。

詳しくは『不妊症の検査って何をするの?男女別の検査の種類と内容について【保存版】』という記事をご覧ください。

2周期(生理2回)くらいで終わる場合もありますが、(検査タイミングにより)全ての結果が分かるのに半年くらいかかることもあります。

 

2.不妊治療

2-1.タイミング法

タイミング法の治療の効果は、6回と言われています。ということは、毎月排卵が起こっている場合でも、半年です。

2-2.人工授精

人工授精も、効果は6回と言われています。

ここまで、検査+タイミング法+人工授精=1年半です。

2-3.体外受精・顕微授精

この治療は、検査や準備などの期間が長く、周期ではなく1年に3~4回のチャレンジが目安です。多くの病院では、3回目までの妊娠率が高くなっていますので、1年程度の治療期間です。

以上のことから、不妊治療をスタートしてから最終段階までステップアップをして妊娠するのに、2年~2年半かかるというわけです。

しかし、治療期間は人によって違います。それは、『タイミング法で妊娠する』人もいれば、『体外受精までステップアップする』人もいるからです。

 

不妊症治療を始めてから妊娠するまでの費用ってどのくらい?

不妊治療をして妊娠するまでの費用

不妊症治療は、『お金との戦い』とも言われるほど、高額になるというイメージがありますが、実際どの程度かかっているのでしょうか?

不妊症治療の費用は、病院や治療の方法によって違いはありますが、治療費の総額の平均は140万円かかるという結果でした。また、総額で100万円以上かかった人が過半数を超えたという結果でした。不妊症治療のほとんどは、保険適用とならず自己負担での治療となるので高額になるのでしょう。

また、治療法によって治療費も全く変わってきます。ステップアップすればするほど技術が高度になるため、治療費も高額になるのです。

 

不妊治療にかかる費用

1.検査

1万円~3万円程度

2.タイミング法(1周期あたり)

5千円~1万円程度

3.人工授精(1周期あたり)

1万円~3万円程度

4.体外受精・顕微授精(1回あたり)

30万円~50万円程度
特定不妊治療助成制度」という治療費を助成してくれる制度があります。

所得制限などがありますが、該当すれば治療費の一部が助成されますので、あなたの住んでいる自治体に確認をしてみましょう。

例えば、大阪府の場合はこのようなページに案内があります。⇒不妊に悩む方への特定治療支援事業について

 

経済的な理由で治療をあきらめようと考えたことがある人が43%も…

このように治療費は病院によって大きな差があります。また、治療費はこれだけではなく、治療を行うための通院や薬代なども上乗せされてきます。そのため、下記のように「経済的な理由で諦めようと思った」という人が43%もいるのです。

経済的な理由で不妊治療をあきらめようと思ったことがある人

不妊症治療は、治療してすぐに妊娠できる場合もありますが、長期戦になるとステップアップをしてどんどんお金がかかってきます。

そのため、どのような治療だといくらかかるのか、どの程度まで治療をしていくのか、など計画を立てて不妊症治療をしないと治療を途中で諦めることになるのです。

 

不妊症治療費~私の場合~

1つ目の病院(検査~タイミング~人工授精)

検査は、2周期かけて1万円程度でした。タイミング法は、薬代・通院などで1周期大体1万円程度。

人工授精は、薬代・通院・人工授精合わせて大体15,000円程度です。どちらも3周期試みました。毎月スムーズに治療が行えたわけではなく、排卵がうまくできず1周期見送ったり、子宮内膜が厚くならず1周期見送ったりなどあり、2年間通いました。

お休み期間はピルを処方されたり、主人・私それぞれ身体づくりのためと漢方を処方されたりなどあり、その料金や交通費などもかかり、トータル15万円程度かかりました。

 

2つ目の病院(不妊症治療専門・顕微授精採卵1回移植3回)

検査は、夫婦2人で3万円弱かかりました。(初診から高額でびっくりしました。)すぐに顕微授精の治療がスタートし、最初の採卵~1回目の移植までにかかったトータルは、537,700円でした。特定不妊治療助成制度と住んでいる市町村独自の助成金で25万円助成されたので、実質29万円程度支払ったことになります。

移殖2回目は、159,000円。助成金は125,000円。実質34,000円の支払い。移殖3回目も、同額でした。

総額855,700円-助成金500,000円=実質の支払額355,700円でした。

しかし、これ以外に病院までの交通費(私の場合、2時間超え往復1人5千円)などに、15万円ほどかかりました…。

私の住んでいる地域は田舎で少子高齢化が進んでいるのもあり、不妊症治療に力を注いでいるため、市町村独自の助成があり恵まれている方だと思います。それでも、助成の申請ができるのは支払いをした後のため、まずは全額病院へ支払う必要があり、高額出費は痛手であることに違いはありません。

 

まとめ

雪の中の女の子

不妊症治療には、時間もお金もかかります。

しかし、不妊症治療をすることによって、妊娠するまでの時間は確実に早まります。まずは検査をし不妊症の原因を見つけて、治療をどう進めていくか時間とお金のリミットをきちんと決めてから進めていきましょう。

これからもっともっと不妊症治療をする人は増えてくるでしょう。そのため最近は、行政も不妊症治療に対する助成を積極的に検討しています。そしてついに、日本初「不妊症治療にかかる費用の保険」が日本生命から10月に発売になりました。これにより、高額でなかなかステップアップに踏み切れなかったという人にもチャンスが巡ってきましたね。助成や保険など、上手に利用して不妊症治療を進めていきましょう。







ABOUTこの記事をかいた人

ayaari

1歳の娘を育児中の40歳になるママです。 妊活期間、延べ3年。タイミング→人工授精→体外受精(顕微授精)までフルコース体験しました。 その体験を、妊活中の方やこれから妊活する方の役に立てばと思っています。 子供は可愛い!是非、妊活している皆さんにコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように~。