魔女の一撃とも呼ばれるギックリ腰。
突然、はげしい痛みをあなたが襲います。
ぎっくり腰になったとき、とりあえず無理をしないことがとても大事です。痛みが治まるまでは、安静にしてください。ぎっくり腰になりたてのときは、まず患部をしっかりと冷やしてください。
⇒患部を温めるか?冷やすか?どんな風に応急処置をしたらいいかは「【即効】冷やすor温めるなどぎっくり腰の応急処置の3つのコツ!家庭できる手当と対応方法」でもしっかりと解説しています。
それでも痛みが治まらないときはどうすればよいのでしょうか?
ロキソニンという薬をご存知でしょうか?痛み止めとして有名なお薬です。
一説では、ぎっくり腰に効くらしいといわれているお薬です。ロキソニンはぎっくり腰に効くと言われていますが、その服用方法には正しい知識が必須です。
そんなロキソニンのぎっくり腰に対する服用方法などについてお話しさせて頂きます。
Contents
ロキソニンには大きく分けて2つの種類があります
まずそもそもロキソニンでどんなお薬なんでしょうか。
ロキソニンには大きく分けて2つの種類があります。
- 飲むロキソニン
- 貼るロキソニン
1.飲むロキソニンとは?
飲むロキソニンがいわゆる鎮痛剤ですね。痛み止めです。
歯医者さんで親知らず抜いた時に、痛くなったら飲んでくださいねーいうてもらうやつです。女性の方は、つらい生理痛のときに服用される方が多いかもしれません。
2.貼るロキソニン
貼るロキソニンはロキソニンテープと呼ばれているものです。
肌色の湿布のようなものです。
では、具体的にどのようにロキソニンを使えばよいかご説明していきます。
【1.飲むロキソニン編】ぎっくり腰になったときのロキソニンの有効な使い方

まずは飲む薬から。飲むロキソニンは、いわゆる鎮痛剤です。
主にその効果は痛みを和らげることにあります。
なので、歯医者さんで処方されたり、女性の方が生理痛のときに服用したりするんです。
この飲むロキソニン。
ギックリ腰に効果はあるのでしょうか?
結論から言うと、ぎっくり腰の「痛み」を和らげてくれます。
なので、ぎっくり腰の痛みが激しくてどうしようもないときには有効な薬だといえます。
でも、ぎっくり腰の根本の原因を治すわけではありません。
根本の原因である神経の圧迫を軽減するわけではないのです。
これをしっかりと理解して、あくまでも痛みを和らげるものだという認識で使ってください。
【2.貼るロキソニン編】ぎっくり腰になったときのロキソニンの有効な使い方

つぎに貼るロキソニンの使い方です。
貼るタイプのロキソニンは、皮膚かた痛みを抑える成分を患部に浸透させます。
その使い方はいたってシンプルです。
痛いところにはってください。
通常ですと、4時間くらいで効果が切れるそうです。
なので、痛みが続くようであれば張り替える必要があります。
こちらも飲むロキソニンと同じく、あくまでも痛みを抑える作用があるだけです。
ロキソニンを服用するときに注意してほしいこと
ロキソニンを使うときに注意してほしいことは色々とありますが、まずは副作用についてしっかりと把握してほしいです。
注意1.薬の副作用
1-1.飲むロキソニンの場合の副作用
- 腹痛
- 食欲不振
- 吐き気
- 下痢
- 眠気
- めまい
- 胃痛
1-2.貼るロキソニンの場合の副作用
- かゆみ
- しっしん
色んな副作用がありますね。ロキソニンは痛み止めとして、とっても強い薬です。なので、痛みはかなり楽になるときもあります。
その分、副作用も強いということですね。
ロキソニンを飲んで、胃が荒れたっというのを自分はよく友人から聞きます。
なので、その対策として胃薬を一緒に服用するのも一つの手です。
注意2.ロキソニンはあくまでも「応急処置」であり治ったわけじゃない!ということを忘れない
もう1点、ロキソニンを服用する際に注意してほしいことがあります。
あくまでもロキソニンは「応急処置」だということです。
ロキソニンを服用すると、今までの激痛が嘘のようになくなることもあります。非常に強い薬であるロキソニンが痛みを和らげてくれるからです。そして、多くの人が勘違いしてしまいます。
「ぎっくり腰が治った」と。
しかし、これは大きな間違いです。
痛みがなくなっただけで、ぎっくり腰の症状が改善されたわけではありません。
痛みがなくなったのはとてもよいことですが、ギックリ腰の根本の原因である腰部の神経の圧迫が改善されたということではないのです。
その証拠に、ロキソニンの効果が切れると、またギックリ腰の痛みはもどってきます。
なので、痛みが和らいでいるときこそ、しっかりと休養をとることによって、ぎっくり腰の根本的な改善に取り組むことをお勧めします。
ロキソニン依存にならないで!
そうしないとロキソニンに依存してしまう可能性もあります。
- ぎっくり腰になる。
- ロキソニンを飲んで痛みを和らげる。
- ぎっくり腰が治ったと勘違いする。
- 薬がきれる。
- また、ぎっくり腰の痛みが発生する。
- ロキソニンを飲む。
上記の繰り返しになってしまいます。
そうなるとロキソニンなしでは生活できなくなってしまうのです。
先ほどお話ししたように、ロキソニンは強い薬なので、副作用も強いです。
そんな強い薬を日常的に服用することが体に悪いというのは容易に想像できるかと思います。
なので、
「ロキソニンはあくまでも応急処置である!」
と覚えてください。
そうでないとあとあと大変なことになってしまう可能性もあるので。

まとめ
あなたを突然襲うギックリ腰。その痛みは、とても激しいものです。痛みがなかなか治まらないときに、ロキソニンはとても有効的な「応急処置」だと考えられます。
飲むタイプは鎮痛剤として非常に有名な薬で、ぎっくり腰だけではなく、生理痛に対して女性がつかったり、歯医者さんで処方されているほどです。その効果の強さの分、副作用も強いため服用には十分気をつけたほうがよいです。
また貼るタイプもありますが、こちらもあくまでも痛みをとるためのものです。
定期的にロキソニンを服用するようになってしまうとロキソニン依存となってしまい、非常に体に良くない状況だと考えられるからです。
ロキソニンを使用して痛みを抑えるのは、とても有効な手段です。
ただ、痛みが治まったときに、ぎっくり腰が治ったと勘違いだけはしないでください。
痛みが和らいでいる時こそ、あなたを苦しめるギックリ腰を根本的に改善するようにしっかりと対応することをおススメします。
どうしても症状が良くならないときは、早めに専門家に相談することをお勧めします。


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