みんなに大人気のスポーツ、サッカー。
むかしは野球の次?くらいでしたが、今では子供が好きなスポーツ第一位だともいわれています。
そんなサッカーですが、どんなスポーツにもけがはつきもので、サッカーも例外ではありません。
足を多用するスポーツなので、特に下半身の怪我が多いです。
例えばですが、
- 膝周りの怪我(前十字靭帯断裂など)
- 足首の怪我(捻挫とか)
- 股関節まわりの怪我(グローインなど)
- 筋肉系の怪我(肉離れなど)
と、色んな怪我があります。
そんな中でも今日お話したいのは、腰回り(ぎっくり腰など)についてです。
- サッカーとぎっくり腰の関係
- どのような選手がぎっくり腰になりやすいのか
- ぎっくり腰になりやすいプレー
- サッカーを長くプレーするための対処方法
などをお話したいと思います。
サッカーをしていて、ぎっくり腰になるのか?
そもそもサッカーをしていてぎっくり腰になるのか?
ずばり、、、、
なります!!
私の周りにも、サッカー選手でぎっくり腰を患ったかたは数人いますし、
ウェブで調べても何名かの方はYahoo知恵袋とかで相談しているみたいです。
- サッカーをしていて、なんか腰に違和感があるなーと思ったりしていたら、ぎっくり腰になってしまった。
- プレー中にジャンプの着地した瞬間にぎっくり腰になった。
また、これはアマチュア選手に限ったことではなく、Jリーグで活躍する現役選手にもおこりえることみたいです。
浦和レッズの梅崎選手は、オフシーズンに子供たちと軽くボールを蹴っているときに、ぎっくり腰になったそうです。(ソース:http://plaza.rakuten.co.jp/ume111/diary/200902280000/)
また、少し前ですが、2008年にはグランパスに所属していた中村直志選手が練習中にぎっくり腰を発症しました。この時は、トレーナーの指導の下、7日間で復帰にまでこぎつけたそうです。(ソース:http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1220615389/)
ここで言いたいのは、
どんなレベルでも、サッカーをしていたら、ぎっくり腰になる可能性はある。
ということです。
ぎっくり腰になるのは、どのようなサッカー選手?なりやすいプレーは?
では、特にサッカーをしていて、どういうときにぎっくり腰になりやすいのでしょうか?
そもそもぎっくり腰になるには、2つの要素が必要です。
1.腰痛貯金
⇒腰への疲労や衰えの蓄積される
2.きっかけ
⇒つもりつもった腰への負担が爆発するきっかけ
なので、この2つの要素を分解して考える必要があります。
【腰痛貯金】準備運動、整理運動をしない人は気をつけてください。
腰回りの疲労を抑えるには、運動前後の念入りなストレッチがいちばん効果的です。
特にアマチュアの先週で、毎週日曜とか週一ベースでサッカーをしている人。あまり準備運動をせずに、いきなりボールを蹴ったりしていると思います。
得てして、こういう選手は慢性的に腰への疲労感を感じている人も多いのではないでしょうか?
正直、これはぎっくり腰の予備軍といっても過言ではないと思います。
参考↓
【そのままでは危険】ぎっくり腰の前兆と4つの対策方法を詳しく解説!
腰への疲労感・違和感を感じている方は気を付けてください。
サッカーの前後のストレッチは必須です。
これがぎっくり腰を引き起こすきっかけ
サッカーのプレーの中で、ぎっくり腰を引きおこすきっかけになるといわれているのが、
- 小さいモーションからいきなりけるキック
- ジャンプの着地
- タックルなどのフィジカルコンタクト
です。
上記3つのプレーに共通して言えるのは、
急激な腰への負担がかかる動作
だということです。
- 予備動作の少ないキック。
- 自重が腰にかかってくるジャンプでの着地
- いきなり相手にドンっとあたられるタックル
どれも、腰へ急激に負担がかかることは容易に想像できるかと思います。
このようなプレーが、いわゆる「きっかけ」になりやすいプレーです。
腰への違和感がある方は、できるだけこいういうプレーに気をつけながらプレーしてみてください。
ただ、どうしても完全にすべてを回避するということは不可だと思うので、できるだけ早めに腰回りの疲労をとったり、腰回りの筋肉バランスを整えるなどの対策をすることをお勧めします。
では、次にサッカー選手としてやっておいたほうがよいぎっくり腰への対策方法をご紹介させて頂きます。
サッカー選手としての「ぎっくり腰」対策方法
サッカー選手として、ぎっくり腰になりやすい人やなりやすいプレーなどのお話をしてきました。
ここではサッカー選手としてぎっくり腰の対策方法についてお話したいと思います。
具体的なストレッチなどをご紹介する前に、ひとつ常に頭においてほしいことがあります。
それは、以下でご紹介するストレッチの目的は「体の筋肉バランスを整える」ということです。
繰り返し、同じ動きを日々繰り返すことによって、あなたの筋肉は知らず知らずのうちに特定の「クセ」がついてきます。
そのクセをとって、体の筋肉バランスを整えるのことが非常に重要です。
そうすることによって、今までのお話のなかででてきた「腰痛貯金」を減らすことができるのです。
まず、最初に行ってほしいのは、お尻のストレッチです。
大殿筋という、お尻の筋肉をのばします。
呼吸をわすれずに、ゆっくりグ―――っとお尻の筋肉を伸ばしてみてください。

片方ずつ一回最低でも30秒はのばしてください。
これを左右交互に行います。
次におこなってほしいのは、開脚前屈です。
開脚前屈は、骨盤周りの筋肉をいっきに伸ばすことができるので、とてもおススメのストレッチです。

開脚前屈を行うときに、意識してほしいことは、
骨盤をたてる
ということです。
最初の方が、なかなか骨盤をたてることがむずかしいと思います。
ただ、そこであきらめても、よくなることなないので、少しずつでも筋肉を整えていき、
骨盤を立てることを意識してください。
腹直筋のストレッチもぜひ取り組んでほしいストレッチの一つです。
うつぶせになってから、上体を腕でグーッと持ち上げてください。
ポイントは太ももを恥骨を床から離さないということです。
あくまでも挙げるのは、上体のみです。

ここで紹介した3つのストレッチを定期的におこなうことにより、サッカーでできた筋肉の癖を解消することできます。
そして、サッカーでの腰痛貯金も解消され、ぎっくり腰対策にもなるのです。
まとめ
今日はサッカーとぎっくり腰について、お話しました。
サッカーも腰に疲労がたまりやすいスポーツで、なにもケアをしていないと、ぎっくり腰になる可能性は十分にあります。
腰への違和感を感じているかたは特に要注意です。
今日ご紹介したようなストレッチを毎日行うなどのケアをして、大好きなスポーツをできるだけ長く続けられる体を手に入れましょう。
なにか腰への不安がある場合は、早めに専門家にご相談することをお勧めします。

ホームページはこちら⇒『さいたま外反母趾矯正センター』

最新記事 by 岩田 義昭 (全て見る)
- 痛い?高い?入院が必要?150種類もある外反母趾手術の方法・経過・手術費用 - 2017年6月23日
- 【発表】外反母趾の5大原因!実は靴のせいだけじゃないんです - 2017年5月7日
- 外反母趾の人の8割が当てはまる関節の炎症『バニオン』を知っているか? - 2017年5月7日