不妊治療の3つの種類と流れを解説【不妊治療3種類経験した私の体験談付き】

妊婦と子供服

妊娠したい!

と思っても、残念ながらすぐに妊娠できる人ばかりではありません。

中には、1年以上も妊活を続けてもなかなか妊娠ができない不妊症のカップルもたくさんいます。

これを書いている私自身もまさしく不妊症でした。そして不妊治療をして無事子供を授かることができました。

 

でも、初めて不妊治療を受けるのって不安ですよね。そこで今回は不妊治療ってどんな流れで進むの?どうしたらいいの?っていう事をまとめてみました。

不妊症で悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

 

不妊症治療はどういう人がするの?

不妊症とはどれくらいの期間赤ちゃんができないことを言うの?』という記事にもある通り、一般的に「妊娠を望んでいるカップルが、避妊をしないで1年経っても妊娠しない場合」不妊症治療を行います。

20代のカップルが避妊せずに1年以内に妊娠する確率は90%と言われています。2年以内には95%が妊娠すると言われているため、今までは2年経っても妊娠しない場合は不妊症と言われていました。

ですが、今は晩婚化によって妊娠を希望する人の年齢も高くなり、妊娠する確率も低くなっているため、1年以内に妊娠しない場合は不妊症検査・治療をおススメします。ご自身の年齢なども考慮して、病院へ行くタイミングを考えましょう。

 

ステップ1.不妊症検査

医者

「不妊症かな?」と思ったら、婦人科へ行き、不妊症検査を受けましょう。

女性の検査について

1.問診

月経や夫婦生活、不妊期間などの確認をします。

2.基礎体温をつける

基礎体温をつけると、排卵できているか、着床しやすい身体なのかなどが分かるので、毎日つけて表にして診てもらいましょう。

3.ホルモン検査(血液検査)

妊娠に関係するホルモンの血液検査を行います。この検査によって、不妊の原因が判明することがあります。

4.卵管造影検査(生理終了後~排卵前)

子宮の中に造影剤を流して、子宮の大きさや形、左右の卵管の詰まりがないかをレントゲンで確認する検査です。

5.超音波検査

妊娠検査

※1経膣超音波検査(経膣エコー)です。抵抗がある人も多いと思いますが、この検査で子宮や卵巣に異常がないか、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫などを見つけることができます。また、卵胞の大きさや数を確認し、排卵日を予測することもできます。

※1経膣超音波検査(経膣エコー)とは?
経膣超音波検査は、「プロープ」という医療器具を膣内に入れて行う検査です。この検査では、子宮の内の様子・卵巣の状態などを確認する事ができます。

 

6.感染症検査

子宮がん検診クラミジア検査などの感染症検査をします。クラミジアに感染していると、菌が卵管などで炎症を起こし、卵管が詰まってしまい不妊の原因になります。また、妊娠できる身体がどうか、肝機能や腎機能、血糖値などの検査も行います。

 

男性の検査について

精液検査

精子の数や運動率(元気な精子の数)を顕微鏡を使って検査します。病院内に採精室と言われるスペースを確保しているところもありますし、自宅などで採精して病院へ持参しても検査は可能です。

 

ステップ2.治療開始(不妊治療の種類)

検査結果から治療法が決定します。特に問題がない場合は、タイミング法からスタートすることが主です。

1.タイミング法

夫婦の生活

経膣超音波による卵胞の大きさ、採血によるホルモン値、基礎体温などから排卵日を予測し、夫婦生活を持つ日を指導してもらう方法です。生理が定期的でない場合、排卵日の特定も難しいため、排卵日に不安がある方などに効果があります。

1-2.タイミング(排卵誘発)法

排卵障害がある場合は、排卵誘発剤を使って排卵を促します。飲み薬が一般的で、クロミッドクロミフェンなどという薬を使用します。この薬を飲みながら、排卵日を超音波やホルモン値などから予測して夫婦生活の指導をしてもらいます。

1-2-1.通院回数

  1. 生理開始3~5日前後
  2. 排卵前
  3. 排卵1週間後

の少なくても3回必要です。

1-2-2.費用

内診と薬代 数千円~1万円程度

 

2.人工授精(AIH)

子宮

 

採精した精子を新進気鋭のものだけに洗浄・調整して、子宮内に管を使って直接注入する方法です。受精しやすいように子宮奥に精子を送り込むということ以外は、自然妊娠と変わらないものです。

精子の数、運動率が基準より少し低い方などには効果的な治療法です。

2-1.通院回数

  1. 生理開始3~5日前後
  2. 排卵前
  3. 人工授精
  4. 排卵1週間後

4回が目安です。

2-2.費用

数千円~3万円

3.体外受精・顕微授精(IVF)

人工授精

 

検査の結果、体外受精でしか妊娠する可能性がない方や、タイミング法・人工授精を続けても妊娠できなかった方は、体外受精が適応になります。顕微授精は特に男性起因の不妊症の場合、適用になることが多いです。体外受精とは、字の通り身体の外で受精を行います

手順としては、

注射で卵胞をたくさん育てます

(採卵)長い針を子宮から卵巣に刺して卵胞(卵子)を取り出します

卵子と精子を受精させます
(顕微授精の場合は、細いガラスピペットで卵子の中に直接精子を入れて受精させます)

受精卵になったものを子宮内に戻します
受精するまで

 

3-1.通院回数

  1. 生理開始3~5日前後
  2. 卵胞確認
  3. 排卵前
  4. 採卵
  5. 移植

ですが、卵胞確認や採卵後の卵巣チェック、移植に向けての内診など通院する回数は多く、個人差も多いです。

3-2.費用

20万円~(病院や採卵、受精卵凍結など費用は100万にも200万にもなる場合もあります)

 

どんな順序で治療の種類が変わるの?

治療法を大きく3つご紹介しました。1つの治療に4~5周期ほど(病院の方針や治療している方の年齢によって差はあります)行っても妊娠に結びつかない場合は、ステップアップと言って治療内容のレベルアップ(タイミング法→人工授精→体外受精)をしていきます。

 

私の場合は…

赤ちゃん手

赤ちゃんが欲しいな、妊娠したいな、と思い始めたのは35歳の時でした。

はじめは、基礎体温をつけました。自分で言うのも何ですが、とても理想的な基礎体温グラフが出来上がるほどでした。これで、排卵時期に合わせればすぐにできると思いましたが、毎月毎月生理が来てはガックリ…。排卵検査薬も買って更に排卵を確実に捉えましたがダメでした…。そんな時に義理姉が病院に通って妊娠したということを聞いて、私も一度診てもらおうと思ったのが始まりです。

ひと通り検査をしました。基礎体温表も持っていき、ホルモン検査、卵管造影もしましたが問題なく、まずはタイミング法からということになり、3周期試みましたが、「なかなかできないのでステップアップ・人工授精を検討しては?」と言われて、そこで初めて主人の精液検査をすることに…。

主人の検査結果を見て…不妊の原因は、男性不妊というものでした。元々の精子の数が少なく、運動率(元気のよい精子)も低かったのです。

すぐに人工授精をしましたが、本来、主人の精子数では人工授精でも妊娠の確率は低かったのです。ただ、いきなり体外受精にステップアップする気持ちになれず人工授精を3回試みました…が結果は分かっていました。妊娠せず、ここまで2年かかりました。

そこで、不妊治療専門の病院へ転院しました。再度検査し、すぐさま顕微授精が決定!その後3回目の移植で妊娠し、娘を授かることができました!

不妊治療専門の病院には4月に通って12月に妊娠することができました。費用は100万円かかりました。(助成金で半分くらい戻ってきましたが)

 

最後に

不妊治療は、精神的にも肉体的にも(金銭的にも)ストレスがかかります。特に女性は痛い思いをする検査や治療がたくさんあり辛くなることもあると思います。夫婦でどこまで治療をするのか(何歳まで、ステップアップはどこまで、いくら(金額)まで)をしっかり話し合っておくことが大切です。

また、不妊治療は女性ひとりでするものではありません。検査・治療は是非夫婦2人一緒に。

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ayaari

ayaari

1歳の娘を育児中の40歳になるママです。 妊活期間、延べ3年。タイミング→人工授精→体外受精(顕微授精)までフルコース体験しました。 その体験を、妊活中の方やこれから妊活する方の役に立てばと思っています。 子供は可愛い!是非、妊活している皆さんにコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように~。

掲載記事は個人的な考え見解です。また事例や体験談も個人の感想によるものでいずれも万人への効果、変化を保証するものでないことご理解ください。

取り扱い時は医師または専門医にご相談するなどして各自でご判断ください









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ayaari

1歳の娘を育児中の40歳になるママです。 妊活期間、延べ3年。タイミング→人工授精→体外受精(顕微授精)までフルコース体験しました。 その体験を、妊活中の方やこれから妊活する方の役に立てばと思っています。 子供は可愛い!是非、妊活している皆さんにコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように~。