不妊症とはどれくらいの期間赤ちゃんができないことを言うの?

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赤ちゃんが欲しい!と思って頑張っているのに、なかなかできない…。

もしかしたら不妊症なのかも…。

7組に1組のカップルが不妊症で悩んでいるというデータもあるように赤ちゃんが欲しくてもできない、と悩んでいる人は実は多くいます。
けれど、そもそも不妊症ってどんな症状の事を言うのでしょうか。

この記事では、不妊症とはどんな事かを解説します。

不妊症って何?

不妊症は、病気ではなく、症候群の一つです。症候群というのは、原因や理由が判断できない症状、いわゆる発達障害をまとめて表すものです。不妊症は、妊娠することを望み、避妊をせずに性生活を行っているにもかかわらず、様々な要因によって妊娠が成立しない状態をひとくくりに不妊症とよんでいます。

医学上35歳以上で出産することを「高齢出産」と言います。近年、高齢出産の方が急増しており、10年前と比較しても約2倍以上の人が高齢出産をする時代となりました。

高齢出産が増えることで不妊治療を受ける方も増加しているのが現状です。高齢出産になればなるほど、不妊症の確率が高くなり、子どもを作りにくくなります。

 

どれくらいの期間赤ちゃんができないことを不妊症っていうの?

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日本産科婦人科学会によると『不妊』というのは、妊娠を望んでいる男女が避妊をせずに性交をしていても1年以上妊娠しない状態の事をいいます。

子どもを作ろうと思っていても、なかなか妊娠しないため、不安になる方も少なくないでしょう。しかし、子作りを本格的に考えてから1年未満の場合に産科を受診したとしても不妊症とは、診断されることはありません。

妊娠は、高齢出産になればなるほど妊娠する確率は大幅に低減していきますが、まったく妊娠しないわけではないのです。そのため、不妊症とは、すぐに判断できないのです。
不妊症には様々な要因があるため、その原因を全て突き止める必要性があるため、検査を細かくしても不妊症と診断することできないことも多いのです。

不妊症は病気なのか?不妊症と病気の違いは?

それでは、この不妊症と診断されるのは、病気の一つなのでしょうか又どんな違いがあるのでしょうか?

不妊症は病気ではありません。
実は、不妊症というのは病気が原因によって引きおこる場合もありますが、一番の多くは、発達障害によって機能を失うことの方が多いため、病気というよりも、症候群として分類されることが多いのです。症候群は、原因が判断できなくて起こる発達障害によるものです。
考えてみて下さい。一般的に言われる病気というのは、発熱や体のだるさ、吐き気、頭痛等様々な症状が発症します。
そうした症状に基づいて検査を行い、原因解明、治療へと判断されていきます。
しかし、不妊症にはこうした症状がありません。健康体であっても妊娠しないこともあれば、身体の一部に異常があっても妊娠することは十分にあるのです。
そのため、検査をしても原因を特定することが難しいのが現状なのです。精子も卵子も異常がなくても受精や細胞分裂しないこともあります。そのため、病気とは診断されないのです。
不妊症の原因は、先天的な理由や加齢による影響、生活習慣によって引きおこりますが、それでも、検査の結果は問題がなく、原因までは特定できない場合がほとんどです。不妊症は、現代の医学で解明させていない未知な部分が多い医学の一つであるのです。

妊症の原因は男女どちらにあるのか?

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それでは、不妊症の原因は男性と女性のどちらにあるのでしょうか?
この不妊症の原因は、女性のみならず、男性側にも原因がある場合があります。
  • 男性側に原因があるものを「男性不妊症」
  • 女性側に原因があるものを「女性不妊症」
といいます。

原発性不妊症と続発性不妊症

不妊症の中には、一度も妊娠しない症状と、妊娠・出産経験はあるものの、その後に妊娠しない症状にも分けられます。

  • 一度も妊娠しない状態を「原発性不妊症」
  • 妊娠の経験はあるがその後妊娠しない状態を「続発性不妊症」
として区別されていきます。

男性不妊症の原因

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男性側に不妊の原因がある理由としては、主に以下の理由が挙げられます。

1.性交障害

勃起不全や勃起するにも関わらず射精することができなくなります。

2.造精機能障害

精子を作ることができても、その精子事態に活性が失われており、元気な精子を生成しすることができなくなります。

3.精路通過障害

精子を排出する際の精子の経路に何らかの異常が発生し、経路を通過できなかったり、通過途中で精子が死滅してしまいます。

4.膿精液症

精液中に白血球の数が増加し、精子の動きが悪くなります。

こうした症状が発生することによって不妊の原因が起こります。又逆に女性側に不妊の原因がある理由として、以下の理由が挙げられます。

女性不妊症の原因

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1.排卵障害

排卵因子は、排卵させるまでの過程に異常がおき、卵が育たなくなり、又育ってもうまく排卵できないことをいいます。環境の変化に伴う不規則な生活や極端なダイエット・精神的ストレスが原因で、正常な排卵が行われず、妊娠がしにくくなります。

2.卵管障害

卵管炎や骨盤腹膜炎の原因となるクラミジア感染症により、卵管閉鎖や狭窄(きょうさく)などで、卵管が狭くなったり、癒着して詰まったりするので不妊の原因となります。

3.子宮頸管の精子通過障害

子宮頸管は子宮の出口を巾着のように閉めてバリアをしている筒のような形状をしており、排卵が近づくとその筒の内部を満たす粘液が精子の貫通しやすい状態に変化しますが、この粘液の分泌が少なかったりすることで、精子は子宮内に侵入しにくくなり、妊娠が起こりにくくなります。

4.子宮の着床障害

子宮筋腫や子宮の先天的な形態異常などにより、子宮内の炎症による癒着があると、子宮内に到達した胚がくっ付いて育つことを妨げ、妊娠することができないのです。

 

男女どちらに原因があることが多いのか

男女ともに上記のような症状が現れることによって、不妊症が起こります。不妊症の原因は、男性側の原因である確率がおよそ2~3割女性側の原因が2~3割の確率で、男女共に同等のリスクがあります。その他にも未だ解明されていない原因不明のものもあります。
不妊症には、人によって様々な原因がありますが、主に生殖機能の未発達や機能不全・疾患の要因によって引きおこります。
現在では不妊を改善するための治療である不妊治療ができる時代になりましたが、それでも高齢出産が増えてきているので、妊娠する確率が低くなることに変わりはありません。
また、不妊症の改善後にも起こりうる「不育症」等も関連する病気として広く知られるようになりました。不育症は、妊娠しても流産・早産を繰り返して、胎児が出産まで育たない状態をいいます。不育症も不妊症と同じように現代の妊娠・出産における重大な問題の一つになっていることも覚えておきましょう。

要点のまとめ

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不妊症は、決して病気ではありません。

但し、高齢出産になることによって不妊症のリスクが高まり、様々な問題を抱えるリスクが高まっていきます。妊娠や出産意味を夫婦でしっかり考え、お互いの身体を気遣いながら、出産に向けた準備を進めていきましょう。

又子供の将来のことも考えてみて下さい。新たな子どもの未来を作っていくことも、親の重要な役割です。現代の不妊治療の技術は、確実に進歩し、未来に命を手助けしてくれる一つの大切な方法です。

高齢出産は、夫婦にとっても命がけな出産ですが、決して可能性がない訳ではないのです。高齢出産であっても、自然妊娠することができ、不妊治療をして子どもを生むことはできますので、決してあきらめないで下さい。不妊症について夫婦でその知識を深めながら、自分達にあった選択肢を見つけていくことがとても大切なのです。

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ayaari

ayaari

1歳の娘を育児中の40歳になるママです。 妊活期間、延べ3年。タイミング→人工授精→体外受精(顕微授精)までフルコース体験しました。 その体験を、妊活中の方やこれから妊活する方の役に立てばと思っています。 子供は可愛い!是非、妊活している皆さんにコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように~。

掲載記事は個人的な考え見解です。また事例や体験談も個人の感想によるものでいずれも万人への効果、変化を保証するものでないことご理解ください。

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ayaari

1歳の娘を育児中の40歳になるママです。 妊活期間、延べ3年。タイミング→人工授精→体外受精(顕微授精)までフルコース体験しました。 その体験を、妊活中の方やこれから妊活する方の役に立てばと思っています。 子供は可愛い!是非、妊活している皆さんにコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれますように~。